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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
医学部学生の頃、
“重要な事を「肝心」と言うが「肝腎」とも書く。どちらもカンは肝臓の肝を当てる。ということはだ。腎臓より、心臓より重要な臓器は肝臓というわけだ”とのたまわった教授は、言うまでもなく肝臓病が専門だった。 それはともかく、心臓のような唯のポンプや腎臓のようなフィルターと違い(失礼)、肝臓は胆汁分泌、代謝、解毒を司る一大化学工場である事は確かだ。 それが肝炎や癌で機能を失うと、患者は中毒症状になり死に至る。 そして今世を挙げて再生医療の時代。 この複雑な臓器の三次元構築の突破口が、谷口英樹教授によってもたらされた。 今日は横浜市大の研究室を訪ね、肝臓の再生医療の最前線に就いてとっくりとお話を伺った。 ちなみに50年ほど前、僕が市大の講師だった頃、横浜市大は横浜の裏町である浦舟町に位置する、狭い一郭の木造のバラックだった。 それが今、金沢八景の先の福浦に広大なキャンパスが広がっていて、入るときも出るときも迷子になりそうな、立派な医療センターに変貌していたのは嬉しかった。
by n_shioya
| 2015-02-20 21:27
| 再生医療
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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