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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今年の塩谷塾のテーマは「老いと美とエロス」
この三つ巴をどう解き明かすか、四苦八苦している。 そう、とりあえずペアを造ってみるか、と「老いと美」、「美とエロス」そして「老いとエロス」など、二つづつ組み合わせて、もてあそんでいる。 「老いと美」。これは美しく老いるとは何か?という設問になる。 「美とエロス」。ギリシャ時代、これはイコールだとプラトンおじさんは仰る。 「老いとエロス」。これはまさに今月末に開催される「アンチエイジング講演会」のメインテーマである更年期対策の核心である。 いまだに更年期と言う言葉はおおっぴらに使えない空気があると言う。言葉も悪いが、何か「女のおしまい」と言うニュアンスを感じるそうだ。 とんでもない、と僕は言いたい。 更年期は第二の人生の始まりである。 女性の人生の前半は妊娠・出産・育児という、いわば「種族維持」に追われる毎日だった。一般生物はこれが終わると生命を終える。「生物的人間」の時期と言われる所以だ。 しかし,人間の場合はここから自己実現が気兼ねなしに始まる。「文化的人間」の時期である。 そしてこの時期を豊かにするのは「ペア文化」と僕は思う。 「幾つになっても男と女」が、アンチエイジングネットワークのモットーなのは先刻ご承知。 決して「失楽園」を奨励するわけではないが、とお断りする事にはしているが、それでは大人の付き合いとは? エロスがスパイスとだけ申し上げましょう。
by n_shioya
| 2015-02-12 21:40
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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