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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
老いとエロス
今年の塩谷塾のテーマは「老いと美とエロス」
この三つ巴をどう解き明かすか、四苦八苦している。
そう、とりあえずペアを造ってみるか、と「老いと美」、「美とエロス」そして「老いとエロス」など、二つづつ組み合わせて、もてあそんでいる。
老いとエロス_b0084241_2140139.jpg

「老いと美」。これは美しく老いるとは何か?という設問になる。
「美とエロス」。ギリシャ時代、これはイコールだとプラトンおじさんは仰る。
「老いとエロス」。これはまさに今月末に開催される「アンチエイジング講演会」のメインテーマである更年期対策の核心である。
いまだに更年期と言う言葉はおおっぴらに使えない空気があると言う。言葉も悪いが、何か「女のおしまい」と言うニュアンスを感じるそうだ。
とんでもない、と僕は言いたい。
更年期は第二の人生の始まりである。

女性の人生の前半は妊娠・出産・育児という、いわば「種族維持」に追われる毎日だった。一般生物はこれが終わると生命を終える。「生物的人間」の時期と言われる所以だ。
しかし,人間の場合はここから自己実現が気兼ねなしに始まる。「文化的人間」の時期である。
そしてこの時期を豊かにするのは「ペア文化」と僕は思う。
「幾つになっても男と女」が、アンチエイジングネットワークのモットーなのは先刻ご承知。
決して「失楽園」を奨励するわけではないが、とお断りする事にはしているが、それでは大人の付き合いとは?
エロスがスパイスとだけ申し上げましょう。
by n_shioya | 2015-02-12 21:40 | Comments(0)


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