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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
「ナショナルギャラリー〜英国の至宝〜を観て」
名画を観ながら何時も気になるのは、本当に絵の良さが解っているかという自問自答である。
絵を深く理解するには、
①時代背景
②作家の意図
③作家の工夫
などが役に立つ事は間違いない。
がその過程で、その絵の観方と言うか感動の仕方まで刷り込まれ、自分の目で感じる代わりにただ既成の知識をなぞっているだけでは、という不安である。
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この映画はナショナルギャラリーの日々の営みを、入場者だけでなく、学芸員、修復のメンバー、経営者等あらゆる立場を捉えたドキュメンタリーであった。
そして名画の鑑賞にいささかのヒントを与えてくれる力作といえる。
その昔は芸術作品は金持ちが手元で愛玩するものだったのが、美術館の誕生で下々も広く鑑賞できるようになったのは有り難い。
勿論、展示作品を眺めるのと、自分の手元でためつすかめつするのとは大きな開きがあると思うが、美術館のメリットは次の二つ要約されるようだ。
①絵画の変遷を俯瞰できる事
これは僕はプラドで体験した。ある程度小規模に纏まっている事の有り難さと言える。ルーブルほど大きくなると、全体を見渡すのには一週間もかかる為だ。
②一人の作家に特化した展覧会で、その作家の全体像の把握が可能になり,魅力が深まる事。
戦後まもなくのルォー展で感じた事だが、仲間たちも同感のようだった。

さて最初の設問に戻ると、今の僕は
“名画かどうかこだわることはない,好き嫌い、つまり自分の好みさえはっきりしていれば。”
と割り切る事にしている。

by n_shioya | 2015-02-11 21:27 | 美について | Comments(0)


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