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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
シロガネ―ゼだのプラチナ通りなどと、最近では北里研究所病院のある白金のあたりは、セレブの住むハイソの街になったようだが、高速目黒線の架橋下には、昔懐かしいとんかつ屋やラーメン屋などがひしめいている。
「とんかつ すずき」もその一つだ。 ![]() 昔、週一回の北研の客員部長の職を真面目に果たしていたころは、ほとんど毎週昼は「とんかつ定食」を摂っていたものだ。 1000円でロースかつに味噌汁がつき、キャベツは食べ放題、ま、これはほとんどのとんかつ屋のしきたりと言えるが。又お新香がうまい。 5,6席のカウンター席に10人ほどの座敷席。 昼飯時は行列ができる。 揚げ物はおよそアンチエイジングでないというが、こういう人気の店は年中油は新しくしているから、体に悪いはずはないと勝手な理屈をつけて通っていた。 また、食事の時に水をがぶ飲みするのは僕の習慣である。 やがて黙って座れば、コップの水が湯のみと共に出てくるようになった。 以前、何かの原因で凶作でキャベツが払底、値段が高騰し、大方のとんかつ屋がキャベツのお代りをストップした時も、値段も上げずにキャベツの食べ放題を守った、心意気の店である。 このところ北研病院からのお呼びが減ってトンカツ屋から足が遠のいていたが、数日前、久しぶりに入って見た。 相変わらずの賑わいだが、やっとカウンターの隅に腰をかけると、頼む前にさっとコップの水が運ばれてきたのはうれしかった。 そしてロースの揚げ具合も、みそ汁も、新香も、キャベツのお変りも昔と変わりなかった。
by n_shioya
| 2014-07-03 20:59
| 食生活
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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