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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
さて“どんじりに控えしは・・・ ”と,白浪五人男の稲瀬川勢揃い、南郷力丸のセリフを引用しては失礼に当たるが、いよいよ今日はキズケア市民講座の「ケロイド治療」真打ちの登場である。
日本医大形成外科准教授、小川令先生だ。 “さあ,皆の衆。ケロイドは治せないというのは間違い,間違い。この小川先生のメカノバイオロジイーに基づいた最新治療で,さすがのケロイドも雲散霧消・・・” とまでは行かなくても、これまで治療に難渋したケロイドも,最新の技術で相当程度に改善できると言う。 一つ付け加えると、一般にケロイド、ケロイドと呼ばれる赤く盛り上がった傷跡の大半は、我々の分野では肥厚性瘢痕といい、数年経てば平らに白くなるたぐいのものである。 我々が真性ケロイドと呼ぶものは、キズもしないのに傷跡だけが赤く増殖し,周りに浸潤する厄介な代物である。これは体質や,身体の部位も関係するようだが、その原因は判明していない。 小川先生にはその鑑別とそれぞれの適切な治療法をご説明頂くことになっている。
by n_shioya
| 2014-06-30 19:13
| キズのケア
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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