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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今度順天堂大学に赴任された辻村先生の研究テーマは、「性興奮の性差」と聞いている。
要するに男女の被検者にアダルトヴィデオをみせ、どんな場面で脳のどの部分が興奮するか、またどこに視線が行くか、脳のMRIを計ったり、瞳の動きを追跡したりした研究である。 又、男性の場合は御丁寧にも、ペニスの硬化度まで図っている。どうやって被検者を選んだのかは知らないが、「倫理委員会」はしっかと通したという。 結論として、おなじ性的ビデオを視聴しても、男性は女性の顔や体に興味を抱くが、男性に対してはほとんど興味を示さないのに対し、女性は男性の体に興味を抱く一方、女性の体にも興味を示すことが示された。 又女性は性的表現領域以外の背景などを観ている時間が優位に多く、男性を対象に制作された性的ビデオに対してさほど興味を抱かない、もしくは羞恥心からあまり凝視できない可能性が示唆された。 さらに健康男性において人格を詳細に評価し、性的関心領域との関係を解析したところ、社会的内向性が強まれば性的関心が低下することが明らかになったという。 男女の相互理解を深めるためにも貴重な研究であり、今後ビデオ会社などが辻村先生に応分の研究資金を提供し、「エビデンス・ベイスト・アダルトビデオ」が誕生することを祈る。
by n_shioya
| 2014-06-11 20:47
| アンチエイジング
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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