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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「チャブ台をご存知の方?」という,服部先生の問いかけに,参加者の半数以上が手を上げた。 「ではチャブ台を使ってる方は?」と言われると,一人も手を揚げなかった。 先日の学会の特別講演、服部先生の「食育」での場面である。 先生の言わんとすることは、家族で食を共にすることの大切さであり、チャブ台はその象徴に過ぎない。 チャブ台の消失とともに,家庭の崩壊は始まったと嘆かれる。 キリストが[最後の晩餐]を弟子達と共にし、パンを割いて分け与えたのは宗教的な目的があったとしても、一般の家庭でも食事を共にし分かち合うのは、家族の心の交流の場であり、子供達の躾けの為にも必要な営みであることを示唆していると言える。 五人の子供が育ち盛りの頃,決して我が家の家計は楽ではなく、充分に欲しいものも与えることは出来なかった。色々と我慢を強いられたことと思う。 だが、お互いがある程度の犠牲を払っても、全員揃った家での食事を優先させたのは,今考えると本当によかったと思う。 服部先生のご意見には大賛成である。
by n_shioya
| 2014-06-09 21:40
| 食生活
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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