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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「女の一生」はモーパッサン。
では「男の一生」は? 僕はディッキンスのデヴィッド・カッパーフィールドを挙げたい。 子供時代繰り返し読んだ一冊である。 あるイギリスの一少年の生い立ちから、挫折と立ち直り、結婚相手との死別、そして再婚。 ドイツ文学には多いジャンル、エントウィックルング・ロマンの名作である。 確か明治の文豪徳富蘆花の愛読書でもあったと思う。 なぜこんな話を? このところ一人二人、仲間や先輩が先立っていく。櫛の歯が欠けて行くとはこういうことか。 先日も、北里大学医学部の大黒柱の一人、畏友佐藤登志郎君が逝去した。 「青春」という糸で繋がった、60年に及ぶ教養学部からの付き合い。僕にとっては「青春」の最後を奪われた想いである。 告別式の式場に飾られた往時のフォトを眺めながら、その懐かしい人となり、輝かしい業績を偲ぶとともに、「男の一生」とはどう総括すべきだろうか、想いにふけったからである。
by n_shioya
| 2014-03-23 19:23
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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