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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「薔薇族」と言うゲイ雑誌をご存知ですか?
廃刊、再刊を繰り返してきたが、その編集長、伊藤文学君は僕の小学校のクラスメートである。 その活躍ぶりはつとに聞いていたが、卒業以来昨日迄70年間会うことがなかった。 いや、厳密には一度だけその姿を見かけたことがある。 それは20年前。 場所はサンフランシスコ。 ホテルの部屋から外を眺めていると、群衆に埋め尽くされた大通りをパレードが行進している。 “あれは?”とメードに聞くと、 “ ゲイの国際大会ですよ”という。 丁度、掃除のために部屋を開けなければならないので、僕はホテルを出てブールバードに向かった。 と、行列の向こうから黄色いフォルクスワーゲンのオープンカーがやってくる。そして絣の浴衣を来た日本人の男が仁王立ちになって両手を振っている。 誰だ? なんと車のサイドには、「Bungaku Ito」と書かれているではないか。 “おい,おい文学、おめぇなにやってるんだ!”と声をかけようにも、大勢の観衆に阻まれて近寄ることすらできなかった。 と言う想い出話を、昨夕の伊藤文学君の「出版記念パーティ」で、70年振りに再会したホストの伊藤君と招待客の皆さんに御披露した。 その伊藤君の著書とは、50年前に出版された「僕どうして涙が出るの」の再出版だが、以前、十朱幸代さんの主演で映画にもなっているそうだ。 これは心臓病で亡くなった妹さんの闘病記であり、又同じ心臓病で夭折した同室の五歳の男の子との交流の物語である。 ちなみに伊藤君はゲイの理解者であるが自身はゲイではないそうだ、念のため。
by n_shioya
| 2013-12-08 20:35
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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