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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「アンチエイジング」と言う呼称が良くないとは何時もご指摘を受けることである。
訳せば「抗加齢」。老いは自然現象、それに抗うのは如何かと言うご意見である。 我々も、少なくも僕はそのような大それたことを考えている訳でなく、ま、老化とどう折り合いをつけるかという具合に受け止めているが、ここまで「アンチエイジング」と言う言葉が人口に膾炙してしまうと、今更変えなくとも,中味さえ妥当であれば良いのではとお答えしてきた。 だが、先日、元資生堂会長福原さんが学会の特別講演で、資生堂としては“サクセスフル・エイジング”を提唱したいと述べられ、改めて呼称の重要性を考え直している。 確かにこの方が我々の目指すことを具現している。所謂「アンチエイジング」は、そのための手段に過ぎないとも言える。 大事なのは、それを取り込んだ「ライフスタイル」つまり、「適度な運動とバランスの取れた食事」である。 なら、いっそのこと「サクセスフル リビング」にしたらという考えも浮かぶ。何もエイジング,エイジングと老化にこだわる必要はないのではないか。NPO法人アンチエイジングネットワークが、アンチエイジング大賞を差し上げた夏木マリさんなど、“年齢は一つの記号に過ぎない”と喝破されてるではないか。 皆さんならなんと呼びますか?
by n_shioya
| 2013-12-02 14:34
| アンチエイジング
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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