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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
童話は子供のためよりも、大人が真の大人になるための本のように思えることがしばしばある。
アンデルセンはもとより、“星の王子様”があれほどの人気を持ち続けているのも、そのためではなかろうか。 もう使い古されたキーワード、英語ではクリーシェというようだが、になっている「青い鳥」にしてもそうだ。 実はメーテルリンクは“神秘主義者”としても知られている。 森の木々の精、誕生を待つ子供たちの世界。 あのファンタジーも彼にとっては現実よりももっとリアルな世界だったのかもしれない。 そしてあの「青い鳥」の象徴するものも。 ![]() 出世や権力など、世間的な値値判断からいささか外れて行動してきたように見える僕でも、やっとこの年になって「青い鳥」はごく身近に、しかも日常に隠れていることが分かってきた。 合格、就職、結婚、出産などそれはそれで喜ばしい出来事である。 だがそれ以上に、日常の中で配偶者や子供たち、孫たち、そして周りの友人たちに心を留め、彼らに一寸“優しい言葉”をかける、いやかけようと思うだけでも、自分の気持ちがほのぼのとなる。 皆がこの身近に飛び交う「青い鳥」に気づくだけで、“幸せの連鎖”が始まり、安らぎの世界が近づく筈なのだが・・・ それを妨げる一番の要因は、何故か我々に付きまとう“自信のなさ”というか、いわれのない“恐れ”ではないだろうか。 ちなみにフォトは、八ヶ岳の僕の山小屋で時折見かけるルリビタキである。
by n_shioya
| 2013-11-06 17:47
| コーヒーブレーク
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Comments(3)
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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