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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「南太平洋の日差しは爽やかで,何時も東から吹いてくる貿易風が肌に心地良い.
ブーゲンビリヤの茂み.サマセット・モームの短編にでもありそうな海辺のリゾート・ホテルの芝生の庭で,デッキ・チェアに寝そべって,僕は指であばら骨を数えていた. 一本,二本・・指が脇腹までいって十二本目を確かめると,一人でニャリとする. “アダムとイブがまだ楽園にいた頃,アダムの帰りがだんだん遅くなってきた. ある晩,アダムがしたたか酔って帰ってきて,付き合いだ,とわめいて寝てしまった. やがてイブはそっと近寄って,アダムのあばら骨を数える. 一本,二本・・・.数が減ってていないのを確かめてイブはほっとする”,と言う旧約聖書の創世記をおちょくったジョークを思い出したのだ. あばら骨が足りないと,アダムが文字どうり外で女を造った事になるというのが落ち。 前の晩に学会の懇親会で仕入れたパーティジョークである。」 と言う訳で僕は今、冬の到来を前に、昔マウイの「国際熱傷学会」に参加した時のことを想いだしている。 20年以上前、熱傷学会の大ボス、テキサスのボズウィック教授の呼びかけで始まった学会だが、例年2月にマウイで開催され、冬の最中にハワイに行くよい口実でもあり、ボズウィック亡きあとも未だに続いている。 来年は久しぶりにマウイにでも行ってみるか、「おんぶお化け」を振り切って。
by n_shioya
| 2013-11-03 22:19
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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