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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
マウイの想い出
「南太平洋の日差しは爽やかで,何時も東から吹いてくる貿易風が肌に心地良い.
ブーゲンビリヤの茂み.サマセット・モームの短編にでもありそうな海辺のリゾート・ホテルの芝生の庭で,デッキ・チェアに寝そべって,僕は指であばら骨を数えていた.
一本,二本・・指が脇腹までいって十二本目を確かめると,一人でニャリとする.

“アダムとイブがまだ楽園にいた頃,アダムの帰りがだんだん遅くなってきた.
ある晩,アダムがしたたか酔って帰ってきて,付き合いだ,とわめいて寝てしまった.
やがてイブはそっと近寄って,アダムのあばら骨を数える.
一本,二本・・・.数が減ってていないのを確かめてイブはほっとする”,と言う旧約聖書の創世記をおちょくったジョークを思い出したのだ.
あばら骨が足りないと,アダムが文字どうり外で女を造った事になるというのが落ち。
前の晩に学会の懇親会で仕入れたパーティジョークである。」

と言う訳で僕は今、冬の到来を前に、昔マウイの「国際熱傷学会」に参加した時のことを想いだしている。
20年以上前、熱傷学会の大ボス、テキサスのボズウィック教授の呼びかけで始まった学会だが、例年2月にマウイで開催され、冬の最中にハワイに行くよい口実でもあり、ボズウィック亡きあとも未だに続いている。
来年は久しぶりにマウイにでも行ってみるか、「おんぶお化け」を振り切って。
by n_shioya | 2013-11-03 22:19 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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