|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
最近ある女性タレントが入れ墨を除去した経過をブログに載せて話題になっている。
彼女のは手首のささやかな飾りらしいが、東大の解剖学教室には、立派な倶利迦羅紋紋のコレクションが展示されている。「五月祭」のときのアトラクションの一つになってきたようだ。 入れ墨を入れるのは痛くて手もかかるものだそうだが、気分が一転して取り除くとなるともっと面倒である。 小さければ切り取って縫い寄せるが、それでも傷跡が残る。 レーザーも使われるが、後に火傷のような跡が残る。 大きいのは切り取ってあとは自分の皮膚を削いでで持ってくる、つまり植皮が必要だ。貼付けたあとは歴然と残るし、皮膚をとったところも傷跡になる。 ある時若い男が外来に現れた.肩の入れ墨を今すぐとって欲しいという。、警察官志望で明日面接がありタトゥーとは別れたいそうだ。だが、明日に間に合わせるのは一寸無理とお断りしたと思う。 又、別のときは80歳の老婆だった。胸に巻いたさらしをとると、立派な作品が現れた。これまで夫に隠してきたが、もう何時「お迎え」がくるかもしれないので、納棺のときにばれては困るという。 入れ墨はともかく、胸にさらしを巻いたままの夫婦生活とは如何なものか、相方の気持ちを測りかねて当惑した覚えがある。 と言う訳で皆さん、入れるときはほんのの出来心かもしれないが、心変わりした時のこともちょっぴり念頭においてください。
by n_shioya
| 2013-10-24 20:27
| コーヒーブレーク
|
Comments(0)
|
塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
ファン申請 |
||