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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
シャガールと詩魂
シャガールの孫娘ベラの家に食事に呼ばれたのはもう何年前のことだろう。
ベラは病死したシャガールの最初の夫人の名前をもらっている。
僕の次女がミシガン大学で美術を学んでいた頃だから、20年は経つだろう。其の頃娘はベラのご主人の彫刻家、チャールズ・シモンズについて短期間の研修を受けていた。
彼らのアパートはマンハッタンの摩天楼の間にあり、居間の窓からはこれぞニューヨークと言う夜景が広がっていた。
手料理のラムも美味しかったが、シャガールの小品に囲まれて摂る晩餐は“夢の饗宴”であった。
手土産に持参した年代物のぶどう酒が、保存が悪かったのかコルク栓がボロボロで、とても飲めた代物でなく、がっかりしながら皆で大笑いしたのも、今は懐かしい思い出である。

僕は昔何かの本に引用されていた“詩人”についてのシャガールの言葉を披露した。
「・・・ここで私がいう“詩人”とは、別に言葉を操る人のことだけではない。手段が絵画であっても、音楽であっても、生活其のものでも、“詩魂”を持っている人のことだ・・・」
“そうね、いかにもおじいさんの言いそうなことね。”とベラは嬉しそうだった。
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シャガールの絵はただ単にシュールだの幻想的だのと括るには、あまりにも深いものがある。
鮮やかだが深い色合い、其の高い精神性。
生い立ちかもしれないし天性もあるだろう。
日本でこれほど人気があるのも分かるような気がする。
皆さんもシャガールお好きですよね。
by n_shioya | 2013-10-06 18:36 | 美について | Comments(0)


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