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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
原発の破廉恥トリオ
畏友山内君から久しぶりにYYN通信が送られてきた。

山内裕雄君は僕と同世代の整形外科医。手の外科の名手で、順天堂大学病院の院長もやった男である。今ユネスコから絶滅危惧種の指定を受けている「教養学派」の生き残りの一人だ。其の蘊蓄を傾けた不定期のコミュニケーションがYY通信である。其の一部を引用すると、
“前号にも述べましたが、原発事故に対する世界の眼は厳しい。これに対して、 正直に答えてこなかった不満が今回のブエノスアイレスでの記者会見で表面化、 最後に安倍首相が大見得を切って under control の状態にあると公言しました。 この国際的確約は重いものです。また、別の委員が「東京は大丈夫」と強調し ていた表現も問題でした。これは東京一極集中・地方見放し主義ではないか、 ととられます。特に被災地のひとびとはまだわれわれは苦しんでいるのにと訴 えています。
そんなこんなで、決して手放しには喜べないオリンピック招致で した。これが大震災以来打ちひしがれた日本へのよい賦活剤になればいいので すが、物ごとにはプラスとマイナスがあります。マスコミの姿勢に飲み込まれ ないような批判精神は重要です。
最悪のシナリオは莫大な費用をかけて準備し たものの、放射能への疑惑から参加国や選手団にボイコットされるような事態 です。これにより日本は世界から見放され、経済的にも破綻することでしょう。 杞憂で終われば幸いですが。2020 年には私は米寿になっています。それまで 生き延びられるだろうか? 命ながらえても、心身ともに健全でその日を迎え られるか、まったく自信はありません。若い皆さん、ぜひとも頑張って下さい。”

全く同感である。
原発の破廉恥トリオ_b0084241_211356100.jpg

又、別のブログ仲間から、「東電のあの人達は今!」と題して次の情報が送られてきた。

「勝俣恒久会長
 →日本原子力発電の社外取締役に再任(現在家族と共に海外在住)
 清水正孝社長
 →関連会社・富士石油の社外取締役に天下り (現在家族と共に海外在住)
 武井優副社長
 →関連会社・アラビア石油の社外監査役に天下り(現在家族と共に海外在住)
 宮本史昭常務
 →関連会社・日本フィールドエンジニアリングの社長に天下り(現在家族と共に海外在住)
 木村滋取締役
 →関連会社・電気事業連合会の副会長に再任(現在家族と共に海外在住)
 藤原万喜夫監査役
 →関連会社・関電工の社外監査役に再任(現在家族と共に海外在住)」

敵前逃亡した東電幹部そして悪名高い経産省とグルになって原発のセールスマンに成り下がった安倍首相、如何考える?
by n_shioya | 2013-09-19 21:13 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented by みや at 2013-09-19 22:58 x
東京五輪ですが、原発の汚染水問題が解決せずキャンセルになって他の都市になる可能性もあります。
だいたい、五輪のため、建設業介の人も機材も東京へ行ってしまい被災地の復興が遅れるのは目に見えています。それにインフラ整備に莫大な費用がかかります。核が漏れている福島原発には五輪の十分の一の予算だと何かで読みました。
おかしいと思います…。
Commented by みや at 2013-09-20 20:49 x
追伸 山内先生は見識のある方ですね。特に「マスコミの姿勢に飲み込まれ ないような批判精神は重要です。」の一文は鋭いと思いました。

某ブログに「いっそ福島原発の燃料プールで推進派のクズ(東電幹部も含まれると思います)と御用学者が水泳大会やればいいのに」とありましたが、山内先生の爪の垢を煎じて飲むのも有効ではないかと思います。
Commented by n_shioya at 2013-09-20 22:41
みやさん:山内君は芸術にも造詣が深い教養人です。エチュード・サンフォニックと言うエッセイ集も出しています。
Commented by aki at 2013-11-27 09:54 x
http://takadaaki.blog.fc2.com/blog-entry-44

直接、各社に電話で本当に海外に行っているのかを尋ねました。
皆さん、海外には行っていません。
週刊大衆9月16日号の記事を出所と言う人もいますが、
その週刊大衆9月16日号の引用も

「政治評論家の本澤二郎氏が語る。
「海外逃亡の事実を知って気分が悪くなりました。ネットサイトやブログでは、もうかなり有名ですが、事故当時

の東電首脳部の動向が詳細に書かれています。勝俣前会長は家族とともに海外逃亡中。また、清水前社長も、同じ

く家族と一緒に海外生活中という話ですからね」」

とネット上のうわさを元としており、本当の情報の出所を載せているわけではありません。
東電元幹部が海外に逃亡という噂は、デマです。


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