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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
庭の「木香薔薇」が咲き始めた。
薔薇の原種だけあって、ほっておいてもどんどん育ち、毎年我が家の玄関口を飾ってくれる。 上手に草花を咲かせる人を、「グリーン・サム」、緑の親指を持っているというが、配偶者は親指だけでなく、両手すべてが緑色に違いない。 朝起きるとまず、庭の水遣りである。 まだ子供たち5人とも家に居て、犬も2,3匹うろついていた頃は、花の次は犬、そのあとが子供たち、こちらにグリーン・サムが届くのは、いつもどん尻だった。 “もっと貴方が庭仕事を手伝ってくれればねえ、”と配偶者はこぼすが、こちらの親指は「生活費」をひねり出すのに忙しい、「ゴールドフィンガー」と言いたいところだったが。 これでも子供のころは「園芸オタク」だったといっても信用してくれない。 其の頃は戦時中で肥料や種も余り手に入らなかった。 しかも我が家は、日当たり、風通しという花つくりの必須条件にかけていた。土壌も赤土である。 種をまいても芽すら出てこないことが多かった。 幸い、バラだけは赤土でよく育つことが分かり,深紅の「ノクターン」や、その頃はやり始めた新種の黄色の「ピース」など、見事に咲かしたものである。 ただバラはアブラムシが付きやすい。 それやこれやで横浜に居を構えてからは、チューリップや水仙、ヒヤシンスなど、ほっといても育つ球根物や、花の咲き始めた鉢物を地植するようになり、それも専業主婦に任せっきりになった。 だが園芸は“バラに始まってバラに終わる。”ともいう。 やはり僕もデッキチェアで惰眠をむさぼるだけでなく、重い腰を上げて配偶者に手を貸し、昔取った杵柄ではないが、また、薔薇に回帰することとしよう、それこそアンチエイジングの為にも。
by n_shioya
| 2013-04-14 20:39
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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