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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
名誉院長の職権を乱用して、「銀座クリニック」の美女軍団を帝国ホテルのパークサイドダイナーに招集した。
五名の新人の歓迎と、2週間遅れのホワイトデイでのお返しのつもりであった。 今回、「銀座クリニック」の要員を募集したところ、定員の20倍以上の応募があって、ギリギリまで担当者は面接に追われていたという。 現役時代、毎年春は医学部の受験生の面接に追われたものである。 今だから言うが、10分や20分話したところで、そう簡単に人柄も能力も分かるものじゃない。よっぽどの変わり者なら別だが。 まして目的意識も定かでない高校卒の子供を相手に、”医師として適正ありや“を判断せよといっても、土台無理な話だ。 どうせ聞くことは決まってくるし、答えも模範答案が返ってくるだけだ。 五段階評価の適当なところに印をつけては誤魔化していたのが本音である。 受けるほうも、どうせ親の跡を継がされるか、偏差値がいいから医科を受けろといわれたか、頼りない受身の奴等が多いのも事実である。 学校の成績などは悪くても、もっと真摯に医者になりたいと願ってる奴等に来て欲しい。 その点看護師は違う。 殆どがしっかりとした目的意識があり、夢と希望を抱いている。その意味で面接にも気が入るが、将来その夢と希望がかなえられる環境では、この国では必ずしもないのが辛い。 ともかく今度入られた皆さん、おめでとうございます。是非みんなで働き甲斐のある、そして働きやすい職場に仕立てていきましょう。
by n_shioya
| 2013-04-06 18:19
| アンチエイジング
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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