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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
"裸を見られたとき、ぱっと下を隠せば東洋人、上を隠すのは西洋の女”といわれている。
とすると、イチジクの葉でとりあえず下を覆ったイブは、やはり東洋人だったのか?などといらぬ詮索は神学者に任すとしても、アメリカ女性なら、まず胸を保護したものである。 かってフルブライト留学生として、私はこの目で確かめているが、誤解はしないで欲しい。私に覗きの趣味はない。 中庭を隔てた向こうのアパートの住人たちがいしばしばカーテンを閉め忘れただけのこと。アパート不足で、一時期、我々一家だけ看護婦の寄宿舎に住まわされた事情による。 彼等は三人で一つのアパートをシェアしていて、みな大砲の弾のような持ち主であった。 しかしこの砲弾は鋼鉄製ではない。風呂上りはやはりダランと垂れている。 が、ブラを締めたとたんピット跳ね上がり、見事なプレイメイト型に引き締まった。 その神々しさに、しばし見惚れるほどであった、パンティはそのあとの作業である。 ところでどういうわけか北欧系には見事な砲弾の持ち主が多い。片側で何ポンドというのもざらである。 “まあうらやましい”などと、軽々しく言わないで欲しい。 本人には非常に恥ずかしいことであり、苦痛でもある。 まず重みで肩がこるk。ブラジャーのストラップが食い込んで、皮膚にたこが出来る。乳房の下縁がただれて皮膚炎を起こす。そして、何よりも、心もとない男性の好奇の的となる。本人はどれほどつつましかろうと。 そして先ほどのブラジャーのパターンをそのままデザインした乳房縮小術さえ誕生しているくらいだ。 「巨乳」などという表現は差別用語とすべきだといいたくなる。 このような手術、日本人には必要ないと思われるかもしれないが,最近我々の外来で乳房に悩む患者の10人に1人はこのタイプといえる。 持てるもの、持たざるものそれぞれに悩みは深いが、これからも趣味と実益を兼ねて、顰蹙を買わぬ程度に、じっくりと観察と分析を続けて行きたい。 それも先生ご自身ののアンチエイジングの一つですか? ウーム・・・
by n_shioya
| 2013-01-14 21:24
| 美について
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Comments(2)
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日) 以前の記事
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