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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
そうか、君は形成外科医になりたいか。
今日はクリスマス。この冬最も寒い一日だった。
医学部5年生のS君から、将来の進路の相談を受け、午後、ニューグランドのカフェで2時間ほどじっくり話し合った。
自分でも経験があるが、卒業が迫ってくると,どの専門科に進むかの迷いは楽しいが悩むところでもある。
昔はせいぜいが内科系、外科系と言ったおおざっぱな分け方だったが、今は万事専門化の時代で、医学の場合は臓器別それも年々細分化の傾向があるからだ。

医学部卒前教育の最後の2年で臨床実習を受けるが,廻ってみればどの科も面白く感じるが、かといって1、2週間だけの実習経験では,一生をを捧げるだけの自信があるかは不安にもなる。

幸いS君の場合は形成外科医になりたいと,自身の希望はほぼ固まっていたが、こういう時でも僕は一応以下の三段階でアドバイスをすることにしている。
①先ず、何によらず、人生で岐路に来た時、選択の基準には損得や将来の慮りより、今の自分の好き嫌いを優先せよ、ということだ。もっと具体的に言えば、それを自分がしている状態を考えた時、しっくりした感じがするかどうか、という原始的な判断である。これは結婚でも同じことかも知れない。
②外科系か内科系は相当程度、持って生まれた性格が影響する。血を見るのが好きかどうか、なんて事ではなく、目標を定めてそこから逆算し余計なことを切り捨て、最短距離で進むタイプと、スタート点からひとつひとつ積み上げ、結果的に目的地に達するタイプとの違いがある。どっちがどっちか言う必要は無いでしょう。
③その上で形成外科には、特殊性がある。それは医療をはみ出た底辺が広いことだ。また、コンプレックスをメスで解消すると言う、外科と精神科をない交ぜにしたような面。そして、手作業の楽しさは外科に共通だが、形成外科にはそれに造形の楽しみが加わる。これこそ形成外科の醍醐味で、“俺たちは形成外科医以外の選択は考えられない。”と我々同士では、能天気にほざく所以である

ま、それぞれについてはもっと別の機会に詳しく述べることにするが、どこまでS君が納得してくれたか、迷いを深めた結果にならなければ、と祈っている。

by n_shioya | 2012-12-25 20:34 | 医療全般 | Comments(3)
Commented at 2012-12-26 21:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2012-12-27 08:59
マイコさん:高血圧はコントロールできる疾患なので、医師の指示をお守りください。
巡礼は羨ましいですね。
Commented by writing jo at 2013-11-16 23:59 x
パネライ オーバーホール
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