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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
いよいよ明日は衆院選。
いろいろ論じたいことともあるが、今、二世議員の是非について考えていうる。 結論から言うと僕は政治家の世襲は好ましくないと想う。 企業でも、大企業に成る程、同族会社には限界が生ずるl。 まして、議員のような公的な職業で、世襲が増えるのは、能力があってもその恩恵に抑制無い候補者を閉め出すことになるからだ。資質、能力さえあれば二世でもと言うと聞こえは良いが、選挙で最も力を発揮するのは地盤すなわち後援会である。それを子供に譲るのは公私混同も甚だしい。 しかも、歌舞伎の世界のように,梨園の跡継ぎとして子供の頃から厳しく仕込まれるのと違い、多くはボンクラのボンボン。しかも親の都合で継がされただけで、自分はなる気はなかったとホザクような奴が首相になったりして、国を誤ってしまう例もいやというほど見せつけられている。 政治家は、倫理的にも、識見的にも胆力的にも最も厳しい職業の筈だ。 政治家になるのが目的ではなく、政治家として何をしたいかが目的として欲しい。 だが今は、地盤と看板さえあれば誰でもかまわない。詰まり二世議員とタレント議員がはびこるゆえんである。 そのうち政治家の必要条件は「親の七光り」ということになるのではないか。 だが現状では、2世議員の批判をしてきた議員でも、自分の番が来るとあっさり鞍替えして子供に継がせる。 親がそんなセコイ奴なら、子供だってさもしい“政治屋”に堕するのは防げない。なんとかならんものですかなぁー ところで今読み返して、「衆院選」を「衆愚選」と打ち間違えたのに気付いたが、改めるべきか暫し迷ってしまった。
by n_shioya
| 2012-12-15 21:47
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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