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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
40年ほど前、代官山にヒルサイド・テラスが出来た時、一番乗りしたフレンチレストランがパションだったと思う。
戸を開けて入ると、パッと目に入ったのが、壁一杯に飾られたフォトだった。 小高い丘に夕日を受けて焰のようにメラメラと広がる広大な城塞。 “これはね、カルカッソンヌのお城ですよ”とシェフのアンドレ・パッションが教えてくれる。 “二重に城壁をめぐらせたヨーロッパで最大の規模を誇る城塞都市です。フランスでは「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」という言い伝えがあるほど人気のお城ですよ”。 そして、死ぬまでにはなんとしてでもという念願がかなったのは数年前のことだった。ニューヨークに住む長男の嫁さんがトゥールーズ出身で、家族で案内をしてくれたのである。 カルカッソンヌはトゥルーズの南で、車で一時間ほどのところにある。 日差しの強い日で、汗だくになりながら城塞都市を堪能した。 今ひとつ堪能したのは、カスレである。カルカッソンヌの名物料理で、インゲン豆と肉類の煮込み料理である。 ちなみにカスレはレストラン・パッションの定番でもある。 東京を離れられない方は、せめてアンドレ・パッションのカスレ鍋を突っつきながら、カルカッソンヌに思いを馳せて欲しい。 「カスレを食べずして死ぬな」ともフランスでは言うそうですから??
by n_shioya
| 2012-12-04 22:14
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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