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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カルカッソンヌ
カルカッソンヌ_b0084241_22142567.jpg40年ほど前、代官山にヒルサイド・テラスが出来た時、一番乗りしたフレンチレストランがパションだったと思う。
戸を開けて入ると、パッと目に入ったのが、壁一杯に飾られたフォトだった。
小高い丘に夕日を受けて焰のようにメラメラと広がる広大な城塞。
“これはね、カルカッソンヌのお城ですよ”とシェフのアンドレ・パッションが教えてくれる。
“二重に城壁をめぐらせたヨーロッパで最大の規模を誇る城塞都市です。フランスでは「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」という言い伝えがあるほど人気のお城ですよ”。

そして、死ぬまでにはなんとしてでもという念願がかなったのは数年前のことだった。ニューヨークに住む長男の嫁さんがトゥールーズ出身で、家族で案内をしてくれたのである。
カルカッソンヌはトゥルーズの南で、車で一時間ほどのところにある。
日差しの強い日で、汗だくになりながら城塞都市を堪能した。

今ひとつ堪能したのは、カスレである。カルカッソンヌの名物料理で、インゲン豆と肉類の煮込み料理である。
ちなみにカスレはレストラン・パッションの定番でもある。
東京を離れられない方は、せめてアンドレ・パッションのカスレ鍋を突っつきながら、カルカッソンヌに思いを馳せて欲しい。
「カスレを食べずして死ぬな」ともフランスでは言うそうですから??
by n_shioya | 2012-12-04 22:14 | コーヒーブレーク | Comments(2)
Commented by HOPE at 2012-12-04 22:22 x
なんともうらやましい!
ご家族に色々な方がいらっしゃって、世界がどんどん広がっていくとは

Commented by n_shioya at 2012-12-06 07:34
HOPEさん。インドに一人ぐらいいてもよかったのですが。


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