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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
もう10年ほど前に亡くなったが,井上宗和と言う城郭研究家が居られた。
その「ヨーロッパ古城物語」を讀んで憧れた城の一つが,イギリスのかナーフォン城である。 イングランド王エドワード1世がウエェールズ統治の為に13世紀の終わりから14世紀にかけて築いた名城である。この海に突き出てそびえる中世の古城は,当然ながら世界遺産に指定されている。 ここを訪れるには,チェスターを拠点にするのが好い。 チェスターはヨークと同じくローマ人が西暦70年代に構築した古都である。 街の周りをぐるりと取り囲む城壁は,2000年前に建てられたもので,其の上を歩いて街を周遊することが出来る。 泊まりはグロヴナー・ホテルがお薦めだ。街の中心部にあり,レストランは確かミシュランの星も取っていた筈。 郊外のディーサイドという街には,創傷被服材の世界的メーカー、コンバテックの研究所がある。湿潤療法のハイドロコロイド材を世に広めた会社である。 と,わざわざお断りするのは,僕がチェスターを訪れたのは,ただの物見遊山ではなく,立派に仕事の為と言いたかったからだ。 だが,つらつら考えると、やはり主は「カナーフォン城」で、学問は従というのが本音のようだ。
by n_shioya
| 2012-11-29 20:49
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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