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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
珍しくちょっと頭が痛い。
昼,そごうの上でランチを食べたとき,冷房が強くて寒気がし,途中で配偶者に羽織るものをかってもらったが、それで風邪でもひいたのか・・・ いやどうも来週の美容外科学会が原因のようだ。 去年に引き続き「二つの美容外科学会をどうするか?」というシンポジュームの座長を引き受けさせられているからだ。 ご承知かも知れないが,今この国には「日本美容外科学会」という全く同名の学会が二つあり,仲良く争っている。しかもそれぞれが専門医制度を造っている。 一つは形成外科の素養を必須としているが、今ひとつは何科の先生でもどうぞというおおらかな学会である。 どちらがどうという判断は皆様にお任せするとして、また来週のシンポで御議論いただく訳だが、現状は患者にとっては迷惑しごくで,はなはだ異常な状態と言える。 この辺で小異には目をつぶって,大同団結といって欲しいところだが、なかなかそうもいかない事情があるようだ。 何か,国民不在の永田町の政争と似たところがないでもない。 政治屋どもに良識を期待する事は無理なようだが、医師ならばもっと見識があっても良さそうに思うが。 ま,来週のシンポでは,パネリストの方々,そして会員の諸兄も原点に立ち戻って,患者の為の医療として美容外科はどうあるべきか,真剣に討議してもらいたいのだが・・・
by n_shioya
| 2012-10-06 22:48
| 美容外科
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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