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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
絵のある病院
“なかなかいい病院じゃない”
診察を終えてランチを食べながら、配偶者は言う。
春に軽い風邪をひいてから咳が止まらず、念のため北里研究所病院で呼吸器内科で診察を受けたところ、特に異常はないと言われたところである。
その安堵感もあるが、この病院は美術館のような雰囲気だと言う

確かに一階のラウンジの壁には、作家の名は忘れたが、明るい特大の油絵が飾られている。いや、壁画と言うべきかも知れない。
また、二階の外来フロアの壁は鈴木信太郎の作品で埋め尽くされている。
これはひとえに、美術愛好家の元研究所長大村先生の御功績である。
大村先生は只の愛好家ではない。研究所長時代から女子美大の理事長を兼務され、今はそちらが本業と承っている。
研究所時代は、抗生物質の開発で世界的な業績を挙げられ、その特許で研究所だけでなく、学園も恩恵を被っている。

また埼玉県北本に、広い公園のような敷地に、最高レベルの病院を建設され、地域医療に貢献されている。
そこに飾られている名画の中は、アメリカで活躍された岡田謙三氏の作品も多数含まれている。
またそこでは、定期的にエントランスホールを利用して、ミニコンサートも開かれているが、これは故大村夫人の発案と聞いている。

とかく病院は、医療側の都合が優先し、又、昨今は経費節減のため、殺風景を通り越して、体のいい留置所風のものも少なくない。
でも、病院は「癒しの空間」でなければならない。
音楽療法、絵画両方などが叫ばれている今、美術館のような病院、音楽の流れるクリニックは貴重な存在と言える。
そのような「実益」を別にしても、美術と音楽は「人間の根源的な営み」ではなかろうか。

大村先生の慧眼に改めて感銘を受けた次第である。
by n_shioya | 2012-08-20 23:00 | 医療全般 | Comments(4)
Commented by HOPE at 2012-08-20 23:08 x
癒しの空間であるべき…!医療の側の方からが言って頂けるとは本当にうれしいです
なかなか心穏やかにはなれないことの多いのが病院ですから
Commented by みや at 2012-08-22 19:25 x
私が以前通っていたクリニックはアロマテラピーをやっていました。言われないと気つ゛かないほどかすかにラベンダーなどリラックス出来るエッセンシャルオイルを通わせていたのです。
Commented by n_shioya at 2012-08-28 09:46
HOPE さん:
「患者の為の医療」がかけ声だけに終わらぬよう努力します。泥鰌総理のようにはなりたくありませんから。
Commented by n_shioya at 2012-08-28 09:47
みやさん:
医療従事者も、まだまだ幅を広げる努力が必要ですね。


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