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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
アルケアの目指すもの
“オリンパスの内視鏡以外に、日本発の医療機器のイノベーションはありますか?”
と、アルケアの工場と研究所の見学を終えて会議室に戻った僕に、鈴木社長は問いかけた。
アルケアはギブス、創傷被服材、人工肛門の装具などの医療機器メーカーである。
“いや、ありませんな、そう言われれば。”と僕は答えるしかなかった。
CTやMRIなどの高額な機器だけでなく、僕の関わっている創傷治癒関係のデバイスも、殆ど全て海外発に頼っている。そして結果的に我々の資産は流出する。
アルケアの目指すもの_b0084241_9374270.jpg

何故だろう、とぼくは考える。
世界初が日本で生まれてこなかった訳ではない。
我々が長年お世話になってきた植皮の器械も、デルマトームと呼ばれるが、そのプロトタイプは日本人が世界に先駆けて考案したと言う事実が、やっと最近になって認められるようになった。
同じような例は知られないだけでまだいくらも埋もれているだろう。

その埋もれてしまうと言うところに問題がある。
まず、日本人自身が、「国産」に価値を認めないことだ。日本で埋もれそうになった革新技術が、海外で認められて逆輸入されることはいくらもある。
これは技術に限らない。絵画などアートの世界でも同じことが言える。
今ひとつは、日本人が売り出し方が不得手と言うことがある。対外的には言葉の壁もあるかも知れない。だが、もうそんな言い訳が聞く時代ではない。ネイティブの英語だけが英語ではなく、我々は国際語としての英語を使えれば良いと割り切る必要がある。

自動車を始めとする日本の基幹産業は、円高、人件費などの理由で海外に拠点を移し始め、いわゆる「空洞化現象」が問題となっている。この傾向はこれからもっと加速するだろう。
その空洞を埋めて21世紀を生き延びるには、「知材の開発」しかない。
“だから、アルケアは、「日本発の医療のイノベーション創成」に全社を挙げて取り組む覚悟です。”
と、鈴木社長は決意を吐露された。
我が「創傷治癒センター」も、及ばずながら全力を挙げて応援いたします。
by n_shioya | 2012-07-18 22:19 | キズのケア | Comments(2)
Commented by HOPE at 2012-07-19 23:47 x
若輩者がコメントできる内容ではないので…
お写真が和やかでいいお写真だったので目にとまりました
Commented by n_shioya at 2012-07-25 09:23
HOPEさん:
日本発の何かをやらかしてくれるでしょう


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