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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「世界一受けたい授業」で、今日は眼瞼下垂を取り上げていた。
難しい病名だが、要するに上まぶたの開きが悪い状態を言う。 生まれつきの病的なものもあるが、今回問題になったのは加齢によるまぶたのたれである。 生まれつきのものは片側の事が多く、すぐに目につくが,加齢によるものは両側に起こり、あまり気づかない事が多い。 だが、これで見づらくなるし、ひいては頭痛、肩こりの原因にもなりうると、ここ10年ほど前から言われ始めた。 言い出しっぺは信州大学の松尾君だが、その後信奉者が続々と現れ、今日の講師は福岡大学の大慈弥君である。また形成外科医のなかにも、自身で手術を受けた者が何人も居り、その話しを聞いても、確かに効果はあるようだ。 彼らに言わせると僕のまぶたなど、救いようのないほどの重症で、会うたびに手術を薦められるが、目が細いのは子供の時からで、頭痛も肩こりもないからと逃げ回っている。 手術そのものは二重まぶたの手術と同じで、簡単なものだが・・・ “なら,貴方も受けたら”と配偶者までが敵方に回っている。 “きっと良く見えるようになるでしょうし、頭痛、肩こりがないというのは貴方がただ鈍いだけかも知れないわ”と言うのが彼女のいい分である。 ま、事自分の事となると臆病になるのが医者の常で、まだうじうじと悩んでいる。
by n_shioya
| 2012-07-14 22:24
| 老年病
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Comments(4)
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美男ほど外見にかまわないんですよね。
シャンプーも半ば強制的に 配偶者さんにされてるみたいですが。
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放送を見て40代になって頭痛肩こりが出てきたのはもしや…と思ってしまいました
コンタクトも長年使用していますし、化粧落としで瞼もゴシゴシ… 頭がすっきりするなら受けてみたい気もしますが、どのくらいの期間不便なのでしょうか??
恵子 さん:
よく言えば自然体、実のところは無精にすぎません。
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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