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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日本にはジャーナリズムは存在しないと言うのが僕の持論である。
其の理由は、霞ヶ関の各省におかれた「記者クラブ」と言う自殺行為である。 この存在のお陰で記者は独自の取材努力を放棄し、官製報道の御先棒を担ぐ操り人形と堕した。 これでは権力側の不都合な真実を伝えるなど、期待すべくもない。 そこで僕が頼りにする一つが外人特派員クラブ、通称プレスクラブである。 ここで行われる記者会見には、各分野の”時の人“に加え大臣、政治家などが呼びだされ、俎上の鯉になる。そこでは日本的の記者会見と違い、あらかじめ質問状は出さず、アドリブの返答を要求される。 ![]() この当たり前の取材に不慣れな日本の政治家はここで皆ボロを出す。 田中角栄はここで沈没した。石原慎太郎も右翼との関係を指摘され、おたおたしたのは滑稽だった。 そして自主的に猿ぐつわを嵌めた日本の報道機関が黙殺する不都合な真実が公表される。 原発事故の時も、数日後に僕はここでスピーディの存在を知った。 そして福島原発も、GEのいわば中古の不良品を買わされていたと言う事も、東芝の技術者から。 そして今問題の消費税問題も、昨日の記者会見で、其の真実をアメリカ人の経済ジャーナリストカッツ氏が暴露した。 題して「野田首相の誤った選択」 結論から言えば、泥鰌が政治生命をかけてごり押しした消費税アップと言う蛮行は、最悪のときに最悪の手段だと言う。 ![]() まず、原発難民の救済を最優先課題とせず、ギリシャ並みに転落してもいいのかと言う財務省の脅しにだまされ、消費税と言う庶民の犠牲おいて企業の税負担は軽くすると言う愚行に及んだ。 つまり元来は福祉目的税のはずの消費税が、政治のポカによる赤字の尻拭いと、企業の救済、財務省と言う良くて糞虫、本質は吸血鬼の懐を肥やす事になったと言う。 日本人はお人好しですなぁ、と言うのがカッツ氏の挑発だった。
by n_shioya
| 2012-06-29 22:57
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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先週に引き続き、首相官邸前にて大規模な「大飯原発再稼働抗議デモ」が実施されました。
先週4万5000人にまで膨らんでいたデモ参加者数は、主催者発表でなんと15万人規模だそうです。 先週に引き続き、古舘伊知郎・報道ステーションがこの模様を放送し、出演していた鳥越俊太郎が純然たる「市民革命」と評していました。 写真を見ましたが凄い人です。参加出来ない自分がもどかしいです。 関西電力は、この夏「原発を再稼働出来なければ計画停電」という恫喝を行うらしいですね。「透析の計画停電除外要望…関電に京都府の医師団体」という記事を読みました。原発再稼働出来なくて倒産するくらいなら、人の命を危険にさらしてもかまわないのでしょうか。
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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