先日、近畿大学の皮膚科の山田教授と、ホテルニューグランドでパワーブレックファストをご一緒した。
日本抗加齢医学会の分科会〝見た目のアンチエイジング研究会”の打ち合わせとメディプロデュース発行のフリーペーパー「ミタメ」の進捗状況の御報告の為である。

山田教授はまだお若いが、皮膚科の教授の中では、化粧品、レーザーにお詳しいのは当然としても、〝僕は元来は文化人類学をやりたかった“と言われるくらい、エステティック、容貌の美醜と其の加齢による変化など幅広い興味をお持ちで、日頃いろいろと研究面でお世話になっている。

最近は政治の世界で地方分権論がにぎやかだが、東京にいるとつい、東京中心の体質になってしまう。
かつて北海道で理事会があったとき、千歳まで飛んでさらに一時間かけて札幌に入り、〝いやー遠いですな、“とつい本音を吐いて、“あんたねぇ、我々は毎月のようにこれをやっているのですよ”とたしなめられたことがある。
以来、会議も可能な限り東京に限らず地方で持ち回りとし、地方の要人にお会いする時はなるべくこちらから出向くか、其の方が何かの用で出張で来京されるときに、場所と時間を合わせてお会いするようにしてきた。

幸い山田先生は人気抜群で、月に数度は東京においでになる。
しかも今回は都合のいいことに、学会でニューグランドに来られたので、朝飯をご一緒して、存分に本年度の活動計画をご相談することができた。文字通りパワーブレックファストである。
ちなみにニューグランドは以前にも書いたように、僕の朝の散歩のコースの折り返し地点で、何時もはコーヒーブレークをとるところである。