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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
原発事故から一周年を目前に、マスコミは大災害の検証番組を繰りだしている。
再建と将来の対策の為にそれは必要なことである。 だが、あり変わらず核心に迫ることを避け、事故の本質、責任の所在から国民の目をそらすための作為を感じざるを得ない。 丁度その時、アメリカからは衝撃的な原発事故対策の膨大な、生々しい記録が発表された。 アメリカからの援助を断り、隠ぺいに必死になっていた当事者の姿が明らかにされた。 そのすべてが、我々素人でも直感的に、また常識として感じていたことであった。 しかもアメリカの報告は真相のごく一部にすぎない。 東電は国家なり、の傲慢な体質。原子力隠ぺい委員会の無様な対応。そしてデタラメ(斑目)委員長を頂点とした御用学者の群れ。この厚顔無恥なトライアングルは、いまだにアメリカが明らかにした不都合な真実をシカトし続け、国民を欺くことにマスコミも一役を飼っている。 ここにきて電力値上げを企むのは火事場泥棒であり、消費税アップを図る財務省は、焼け太りを計っているとしか言えない。 まず正体を暴かれた責任者達は相応の責任をとり(面の皮より腹の皮が更に厚い奴にハラキリは無理かもしれぬが)、自分達ができる財政援助をまず洗いざらい吐き出し、せめてもの償いをセよ! 責任をトコトン追及しないと言う日本人の美徳は、いまだに太平洋戦争の国家の責任をあいまいにしているが、今度の原発事故では、もうその美徳は通用しない。
by n_shioya
| 2012-03-04 22:08
| 原発事故
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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