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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は我々グループの「定例ミーティング」が行われた。
発毛の臨床と、毛髪の研究に特化しているグループである。 現状の分析の後で、日本医大からお招きした小川令準教授のお話を伺った。 テーマはメカノバイオロジーという、新しい分野である。 これまでの分子生物細胞学では、どちらかというと化学物質による細胞の活性化に主眼が置かれていた。 だが、細胞は立体的な構造物である。当然、周りの環境から力学的な影響を受ける。つまり機械的な刺激が如何に細胞の内部に変化を起こし、細胞の活動に影響を与えるかという研究で、張力、圧力が多いに関係すると思われる、傷跡特にケロイドの原因解明と治療に役立っているという。 この手法はいずれ発毛にも役立つかもしれない。 小川先生はまだ30代の気鋭の形成外科医である。 素晴らしい基礎研究を次々に発表しているだけでなく、臨床面、つまり患者の治療でも見事な業績をあげておられる。 会議終了後は、新年会を兼ねた食事会。 グループの主要メンバーをフォトでお目にかける。
by n_shioya
| 2012-02-01 22:03
| キズのケア
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Comments(3)
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HOPE
at 2012-02-01 22:47
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ケロイドと言えば、昔傷跡がケロイドになり盛り上がっていた膝小僧に
サポーターをずっとしていたらいつの間にやら引っ込んで色も落ち着き今や目立たなくなりました ほかの部位の抑えていなかったケロイドは盛り上がったままです これは圧力が何かしでかしたのですかね? ただ、細胞がぺったんこになったというのでなく何か関係あるのでしょうか?
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n_shioya at 2012-02-02 16:19
HOPE さん:
まさに、それが圧迫療法として、治療の一環になっています。
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恵子
at 2012-02-02 21:06
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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