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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
今年を振り返って
加齢とともにすべての機能は停滞するが、時の進みだけはエクスポネンシャルに急加速していく。
つい先だって2011年を迎えたばかりなのに、もう2012年が門前に待ち構えている。
いったいこの一年、僕は何をしただろう。
つい最近の記憶ほどすぐ消失するのは加齢現象の一つだそうだが、確かにこの頃は、子供の頃のことは思い出せても、特に“食べ損ねたお菓子”のことなどだが、つい数か月前に会ったはずの友人でも、配偶者に言われても思いだせないことがあるのは深刻である。

だがよく考えると、決して無為に過ごしたわけではなさそうだ。
まず、「みためのアンチエイジング研究会」を軌道に乗せたこと。これまでにないユニークな学会として会員も増加し、少なくも赤字経営からは脱出した。
また、「毛根培養のプロジェクト研究」を発足するための、関係者の会議を開催した。
それから、大慈弥教授の「日本美容外科学会」のシンポジュームで、二つの同名学会の融合への道筋をつけた。

だが、3月から5月までは体調を崩し、モナコのアンチエイジングの学会をキャンセルせざるを得なかったのは痛恨事である。
それでも、[培養皮膚]の仕事でシンガポールを初めて訪れ、S.T..Leeと旧交を温められたのは幸いだった。だが、これは一日滞在のとんぼ返りで観光もせず、あわただしい旅であった。

また、メディプロのフリーペーパー「ミタメ」の発刊にあたり、メディカル・アドバイザーとしてお手伝いをし、無事ローンチすることができた。

「NPO法人創傷治癒センター」の札幌での市民講座は、紆余曲折はあったが、参加者も多く“結果オーライ”だった。
だがまだ「NPO法人アンチエイジング・ネットワーク」の市民講座を明日に控えている。
これが終われば、本年度の主な活動は無事終了となる。
そう、そう、4,5年がかりとなったゴルフダイジェストからのアンチエイジングの啓蒙書も、明日のセミナーでお目見得のはずである。まだ僕はその仕上がりを観てないが。

あとひと月で80を迎える“後期高齢者”としては、まずまずのところではなかろうか。
これ全て、(株)ライカの皆さん、特に田中部長率いる経営企画室と浜中院長のAAC クリニック銀座の皆さまのお陰である。
改めて感謝します。

by n_shioya | 2011-11-13 20:58 | コーヒーブレーク | Comments(4)
Commented by 船長 at 2011-11-13 21:36 x
最近のことを思い出せないのは私も既にあります
まだギリギリ中年の域のはずなのに…
それでも不思議なことに何があったか思い出せないくせに
空気が澄んできて、街がクリスマス色になると「今年も終わってしまう!」と焦るのです
いつからでしょうかね?
年末年始が焦りの素、プレッシャーになったのは…
大人になってもかなり年齢重ねるまではなんだかワクワクしていたのですが。
Commented by tamaki at 2011-11-14 10:18 x
塩谷先生のご活躍には、ただただ尊敬の念です。また、どうやって歳をとるべきなのか、とても参考にさせていただいてます。いつまでも必要とされる人間って素敵です。
Commented by n_shioya at 2011-11-14 23:13
船長さん:
それども子供時代に戻りたいとは思わないですね。
Commented by n_shioya at 2011-11-14 23:14
tamaki さん:
ありがとうございます。
ただ、やりたいことを気ままにやってきただけですが。


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