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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は大森の牧田総合病院の人間ドックの会で、アンチエイジングの話をさせていただいた。
牧田総合病院の検診センターは、わが国の人間ドックの草分けの一つで,この会も今年で42年目ということだ。 今でこそドック検診は常識だが、半世紀も前に其のアイデアをスタートさせた笹森先生の先見の明には感服させられた。と共にこのドックで毎年検診を続け、自己管理を行い、ドックを支持してきた会員の皆さんに敬意を表する。 病気になってからでなく、予防のために検診を、しかも数日間入院すると言うことはなかなかできるものではない。 事実、検診率の一番悪いのは、大学病院の医師達だと、保健所からは何時もお小言をいただいてきた。 我々抗加齢医学に携わる者も、アンチエイジング・ドックを提唱しているが、僕個人としては、本当は人間ドックの中に含まれて良いのではと思っている。 強いて言えば今までのドックがどちらかと言うとがん検診に重点が置かれていたのに対し、アンチエイジング・ドックは其の人の生物学的年齢、それをリアルエイジと呼んでいるが、その測定に重きを置いていると言えるだろう。 いずれにせよドックというのは、検査結果を出すだけが目的ではなく、それを指標に健康なライフスタイルを維持するのがその目的である。 このモチベーションを維持することが正直なかなか難しい。その為の数値目標と考えればよいのではないか。
by n_shioya
| 2011-11-02 23:51
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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