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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
実は昨日は日帰りで福岡に飛んできた。
「第4回世界創傷治癒連合会議」という長たらしい名前の国際学会の組織委員化に出席のためである。 名前はいかめしいが、要は僕がやっている創傷治癒センターのグローバル番と思ってくだされば好い。 つまり「キズケア」の学会である。 それほどこの分野の範囲も広がり、また進歩を遂げたということだ。 キズの処置に始まり、傷跡をどう直すか、褥瘡や下腿潰瘍など治療に難事するキズの扱い、さては再生医療や看護の問題等多岐にわたる。 国際と銘打つ以上参加予定者も一万人近く、予算も四億円ほどの規模である。 来年9月開催の予定だが、会場は幸い、みなとみらいのパシフィコ横浜で、僕の家から歩いてもいける、30分はかかるが。 国際学会のいいところは、世界の最新情報が入るだけでなく、世界中に散らばったの昔の友達と旧交を温めることができることだ。 僕の役目は国際顧問団団長である。 だが、僕の同世代の奴らはほとんど引退して、人によってはあちらの世界にだが、現在活躍しているのは、2世代も3世代も若返っている。 そして今は、当時は存在しなかった再生医療の黎明期である。何処までこの分野が、患者のベッドサイドに還元されているか、今からワクワクしている。 だが、それにしても九州の日帰りはきつかった。もうお年ですね。
by n_shioya
| 2011-08-25 22:07
| キズのケア
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Comments(1)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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