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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
形成外科の始祖タリアコッチに敬意を表し、ボローニア大学を訪れたことは以前に書いた。
決闘で失われた鼻を、世界で初めて前腕からの皮弁で再建し、形成手術の道を開いた、ボローニア大学の外科の教授である。」 其のタリアコッチにあやかって、形成外科の本道を目指すものの集まりが誕生した。 銘して「タリアコッチ・ソサイエティ」 最近はレーザー、ボトックスなど、非侵襲的な手法が発達し、患者だけでなく、医師のメス離れが著しい。 勿論、患者としては血を見ずに、最も侵襲の少ない方法を希望するのは当たり前であり、我々外科医とて不必要にメスを振りかざすわけではない。 だが、場合によっては、例えば小じわでないい顔の皮膚の弛みや、鷲鼻をととのえるなど、メスでなければ解決されぬ問題は多々あるし、また、手術法そのものがより安全にしかも効果的に改善される余地は十分ある。 非侵襲的な手法はそれはそれでマスターし、なおかつ外科医の本来に戻って、今述べたより安全で効果的な手法を探求しようという志ある美容外科医の集まりとお考えいただきたい。
by n_shioya
| 2011-07-16 22:11
| 医療全般
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Comments(4)
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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