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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
薬は毒!
やはり原因はだった。
あまり他覚症状がないまま、風邪の自覚症状でこのひと月以上悩まされてきたが、ある薬を一週間やめて復調し、その薬が元凶だったと分かった。

7,8年ほどまえから僕は痙攣性便秘という奇病に悩まされ、三種類の薬でかろうじてコントロールをしてきたが、其の中の一つをある理由で新しい薬に切り替えたのが3・11のころである。つまり三か月前。
そして風邪を引いたのが連休前。つまり五週間ほど前。
どう考えてもこの長引く風邪様の苦しい症状は、新しい薬の副作用状意外の原因が思い当たらず、10日ほど前、その薬を切って、もとの薬に戻した。
すると、みるみる不快な症状は薄らぎ、京都の学会にも参加可能となったことはご報告した通り。

実はこの薬の副作用は、最近アメリカで問題となり、フルー・ライク・症候群とまで呼ばれているそうだ。つまりインフルエンザではないのに、それに似た症状の不快感だけが強く出るのが特徴だという。
今少しエビデンスを集めてからその薬の名前は公表したい。
一個人の唯一回の経験だけでものを言うのは、エビデンス・ベイスト・メディシンの今日、軽蔑を買うだけだし、また、この薬はあまりにも広く使われているので、その影響は大だからである。

ちなみに今のエビデンス・ベイスト・メディシンというのは、統計処理がすべてである。
だが、たとえ100分の一の確率としても、あたった当人にとっては100%になってしまう、というのが患者の立場であろう。
だから、患者個人、個人の経験も尊重しようというのが、最近提唱されてきた、ナラティブ・ベイスト・メディシンである。

そして今日の僕は、近代医学に背いて、ナラティブ・ベイスト・メディシン、平たく言えば伝承医学の立場でものを言っている。

いずれにせよ、“薬は毒だ。副作用のない薬はない。だから毒にも薬にもならないというのは言いえて妙だ”と、学生時代、薬理学の授業の冒頭で叩き込まれた「薬の本質」を想い出し、今更ながらぞっとしている。
by n_shioya | 2011-06-07 22:53 | 医療全般 | Comments(4)
Commented by 船長 at 2011-06-08 07:44 x
「ナントカとはさみは使いよう」じゃないですが表裏一体ですね
全くナシににはできない現代ですから難しい
それにしてもご自身の体で実験してしまったことになるとはお気の毒でした
良くなられて本当に良かった
もっとも私が「毒にも薬にも」というものを使うと必ず「ナントカに刃物」状態…
困ったモンです

Commented by icelandia at 2011-06-08 14:22
そうですか、原因が分かって何よりです。ず〜〜っと内心心配していましたから。先生にはお元気で活躍していただかないと!
10月の下旬に、一般の方にご参加いただけるグルメ、スパ、自然、オーロラといった感じがキーワードとなるアイスランド旅行を企画しているので、決まったらお知らせさせてください。
Commented by n_shioya at 2011-06-08 22:05
船長さん:
ま、薬の効果や副作用は個人差もあり、一概には言えませんが、使わないですめばそれに越したことはありませんね。
Commented by n_shioya at 2011-06-08 22:05
icelandia さん:
いゃー、行きたいですね!


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