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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ミッション・ヴィジョン・ヴァン
今回の震災に関しては、原発関係では不都合な真実がボロボロと瓦礫の様にあふれ出てくるが、その反面、現場でのさまざまな助け合いの物語も伝わってくるのは救いである。
其の中で、快挙ともいえる医療活動を一つご紹介したい。

主人公は「ヴィジョン・ヴァン
実態は眼科診療用に造られた移動可能な巨大なバスである。
ハリケーン・カタリナの時に大活躍をした。
フロリダ大学の所有で、その運営にかかわる眼科の教授が、慶應の坪田教授と親しかったので、震災直後にこの話はスタートした。
“今,空いてる?”
“ああ、貸そうか?”
つまり無償で貸与してくれるという。
そこまでは良かったが、いかに空輸するかで難航した。日本にも、アメリカにもそれだけの輸送機はない。
世界で唯一つロシヤの輸送会社が、この巨大バスを飲み込む大型機を持っていた。ソビエトの頃と違い、そのヴォルガ・ドニエプル航空は民間会社である。それが災害支援のためにと、これも無償でサービスを申し出た。
元来は輸送費だけでも億単位である。
ミッション・ヴィジョン・ヴァン_b0084241_2132280.jpg

日本の対応も早かった。
出だしから後手後手に回った菅政権として失態回復の妙薬として渡りに船だったろう。
すべては超法規的に便宜を図り、バンが仙台空港に到着したのが4月14日。
東北大、岩手大の眼科スタッフそして、震災でクリニックが流出した現地の眼科医が乗り込んで、今、まさに東北地方を駆け巡っているという。

直接命にかかわらぬ疾患の中で、眼科ほど緊急性を要する疾患はない。
迅速にこのプロジェクトを実現された関係者、そして事務局として奮闘を続けているメディプロデュースの方々に敬意を表したい。
by n_shioya | 2011-04-29 21:04 | 医療全般 | Comments(8)
Commented by miya at 2011-04-29 23:15 x
素晴らしい!こんなこともあるのですね。
最近は小佐古内閣参与が政府の原発対応を批判して辞任とか(残念ですね)、石破政調会長、保安院の西山審議官の娘はともに東電社員とか(やはりズブズブですか)、そんなニュースばかりだったので、久しぶりに明るい気持ちになりました。人類、まだまだ捨てたものじゃない。前向きに日本の復興を進めていかなくては、と思いました。
Commented by artartart100 at 2011-04-30 00:06
久々にラッキーを感じました
すばらしいニュースをありがとうございます!
知らぬ間にいやなこと、つらいこと、悔しいことが胸のなかをぐるぐる回りしているこのごろですが、ミッション・ヴィジョン・ヴァンのことを思い出せば、ため息の代わりに笑顔になれそうです
Commented by 船長 at 2011-04-30 10:24 x
本当にこういう話は救われます
直接かかわりがなくてもありがたいです
しかし、どれくらいのご苦労があったかと思うと…頭が下がります
Commented by Miharu at 2011-04-30 20:24 x
初めて知りました。
素晴らしいですね!
素敵なニュースをシェアしてくださってありがとうございます。
Commented by n_shioya at 2011-04-30 20:53
miyaさん:
これからは努めて明るい話題に目を向けねばと思います。
Commented by n_shioya at 2011-04-30 20:55
artartart100 さん:
まだまだほかにも、これほどの規模でなくても、賞賛すべき行為はあるのでしょうが、そういう方は宣伝もされないでしょうし、又そんな時間があれば救助活動にと思われるでしょうね。
Commented by n_shioya at 2011-04-30 20:56
船長さん:
やはり坪田教授の、そして彼を支える方々の行動力には頭が下がります。
Commented by n_shioya at 2011-04-30 20:57
Miharu さん:
こちらこそありがとうございます。


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