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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
シンガポール・ミッション
J-tecという企業のことはブログで何度か取り上げたので覚えておられるかともあるだろう。
皮膚と軟骨を中心に再生医療の先端をゆく会社である。実のところ、再生医療を専門とする会社はわが国ではこの一社だけである。
現在は、ジェイスという名前で全国的に培養皮膚の供給を開始し、重症熱傷患者の救命に貢献している。

この事業を東南アジアでも展開すべく、シンガポールに拠点を構えたのが昨年末。そのお手伝いに社長を含め数名の社員の方々とシンガポールに同行したのが、数日前に書いたシンガポール・とんぼ返り・ミッションである。
シンガポール・ミッション_b0084241_2212492.jpg

ちなみにこのフォトで、右端の最も若々しいのがJ-tecの社長である。

シンガポールにはS.T.Lee(通称エス・ティー)という形成外科のパイオニアがいる。
僕より一回り下のおん年70歳。
J-tecの進出にあたり、当地のキーパーソンに仁義を切っておこうというのが、今回の僕の役割であった。
シンガポール・ミッション_b0084241_2215167.jpg

彼とは30年来の付き合いで、以前、僕が国際形成外科学会の副理事長を務めた時には理事の一人として、大いに助けてもらった。
イギリスで教育を受け、弁が立つ男で、理事会でも筋の通った議論で、他の理事と丁々発止とやり合っていた。
とかく、アメリカとヨーロッパ勢で役職を独占し、理事長職もたらいまわしにする風潮に憤慨し、僕に理事長選に立てという。こちらはその器でないと固辞し続けたのは未だに申し訳なく思う。
その後も運営は堕落と続け、ぼくもエス・ティーもこの国際会議から足を洗ったので、今回の再会は十年ぶりである。

日本でもやっと立ち上がったばかりの事業を何故シンガポールでと思われるかもしれないが、シンガポールは東南アジアのハブである。
空港もしかり、金融のセンターでもある。
医療面では、メディカル・ツーリズムをいち早く国策として取り入れ、最先端の医療技術を東南アジアの住民に提供している。

僕はビジネスサイドのことは解らぬが、再生医療の研究面ではエス・ティーのグループとコラボ出来る面が多々ありそうなので、これを機会に旧交を温めなおすこととした。
by n_shioya | 2011-04-25 22:04 | キズのケア | Comments(8)
Commented by 船長 at 2011-04-26 08:36 x
有意義な旅でいらしたのですね
それにしても、短期、強行軍でも成果を上げられ、ついでに旧交復活まで…
先生のパワーには毎度のことながら感服です
Commented by valkyries at 2011-04-26 08:40 x
先生、仰る通りシンガポールは私が住みはじめた1997年には既にメディカル・ツーリズムが産業として確立していました。行政の判断と実行の速さでは世界有数の国といえるでしょう。
Commented by ランスタンドゲラン at 2011-04-26 19:41 x
ミッションお疲れ様でした。余震や放射能の不安から逃れて過ごすにはとても良い場所と思いましたが、とんぼ帰りは残念でしたね。
Commented at 2011-04-26 21:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2011-04-26 21:57
船長さん:
ブログのよいところは、こうして毎日アップすると、いかにも活躍しているかのような錯覚を与えることが出来ることです。
Commented by n_shioya at 2011-04-26 21:58
valkyries さん:
独裁はいやですが、リーダーシップは必要ですね。
Commented by n_shioya at 2011-04-26 21:59
ランスタンドゲランさん:
また、参ります。
今度は一週間ほどゆっくりと!
Commented by n_shioya at 2011-04-26 22:00
ローズマリー さん:
熱傷以外にも、いろいろと効果は発揮できると思います。


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