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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
3/11
(承前)

これはどうだろう。
“神様はドアを閉めたとしても、必ずどこかの窓を開けてくださっている”
3月11日の「一日一名言」は映画サウンド・オブ・ミュージックからである。
1938年のその日その時、ナチス・ドイツはオーストリアを併合した。

関氏の説明によると、
「第二次世界大戦がはじまる前年のこの日午後、オーストリア首相が突然、退陣した。政変の陰にいたヒットラーによるオーストリア併合(法的には翌々日に完了)である。数々の名曲に彩られた『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台は当時のオーストリアの古都ザルツブルグ。映画の主人公の見習い修道女マリアと、彼女がのちに結婚するトラップ退役海軍大佐の一家は、ナチ政権に協力することをこばみ、愛する故郷を去る。云々」

そしてこの3月11日東日本大震災は発生した。
以来僕は、カタストロフィーに脅えるたびに、この言葉に励まされてきた。
聖書にも“神はその人が耐えられる試練しか与えない”という意味のことが書かれている。
だが、何万の方が命を失い、家族も生き別れとなり、かろうじて生存された被災者の方々も、未だに地獄の生活を強いられている様がテレビに繰り返し映し出されると、“神よ、貴方は何をお考えですか?”と問い正したくなってしまうのは僕だけでないだろう。
by n_shioya | 2011-04-03 22:40 | 原発事故 | Comments(6)
Commented by miya at 2011-04-03 23:03 x
サウンド・オブ・ミュージック、私も大好きです。
ところで、下記のニュースですが、一種の情報統制なのでしょうか。戦後生まれの私にはよくわかりません…。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104020166.html
Commented by icelandia at 2011-04-04 00:14
今回の一連の出来事は、確かに乗り越えるべく与えられた試練なのでしょう。
ところでアイスランドですが、99.9%再生可能エネルギーでの発電です。活火山持ちの地震国なのは日本と同じ(去年の今頃火山が噴火して、ヨーロッパ中のフライトが麻痺したことは記憶に新しいかと思います)。日本とアイスランドは同じプレートでつながっています。地熱利用が盛んで、地熱エネルギーに関しては日本の企業(三菱重工と東芝)が活躍。頭ごなしに日本が真似出来るとは思っていませんが、学ぶべきところはあると思います。
Commented by ユーロビーター at 2011-04-04 17:34 x
私も同感です。神は力量以上の試練を与えないとはよくいいますが、今回の天災が人智を越えた存在、すなわち神が与えたものとするならば、非常に残酷であるとしかいいようがないです。国全体から義援金やボランティアなど良心を啓発している面があったとしても…。どうすれば人間に安寧で平安な生活を約束してくれるのか、神とされる存在に教えてほしいです。
Commented by n_shioya at 2011-04-04 19:32
miya さん:
これは完全な報道管制で、東電事故発生時から徹底して行われてきました。
その片棒を担いでいるのが、御用学者で、残念ながら東大教授がその中核のようです。
御用学者の東大教授が害毒を流しているのは、医学界でもしばしば見られます。
Commented by n_shioya at 2011-04-04 22:07
icelandia さん:
まだ、まだいくらでもやれることはあるはずですよ、東電が城を明け渡せば。
Commented by n_shioya at 2011-04-04 22:09
ユーロビーターさん:
古来、人間を悩ましてきた問題ですね。
そしてニーチェは神を殺し、実存主義者は神がいようといまいとおれ達には関係ないと開き直ったのではないでしょうか。


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