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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ペルシャ絨毯
横浜そごうからペルシャ絨毯の展示会」の知らせが来たので、今日は気晴らしに出かけてみた。
展示会といっても、そごう美術館の全スペースを使った大規模なもので、ペルシャだけでなく、シルクロード全域の絨毯が展示即売されていた。

男のくせに僕は織物に弱い。
柄を眺めるのも楽しみだし、何より手触りが良い。
生地屋さんに入ってあれこれ見るだけでなく、何にというあてもなく買ってしまうこともある。
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今日はトルコブルーの民族衣装をまとったイラン女性が、機織り機を使って実演をしていた。
丁度点描画のように描かれた図柄を見ながら、白い縦糸に対して色のついた横糸をスッ、スッと括りつけていく。鮮やかな指さばきだ。
幅7,80センチで50センチほどの長さまでが織られていたが、それだけで一年かかったそうだ。これでまだ半分で、出来あがるのにもう一年と言う。
気の遠くなるような作業だ。
なるほど、これなら完成品が百万円単位、大きな敷物なら1000万円単位もやむを得ないかという気になる。そう思わせるのが、実演の狙いだったのかもしれない。

カーペットを見るといつも思いだすのは、イェーツの詩だ。
下手に訳すよりも、お手数でも原詩のままお読みいただければ幸いである。

Had I the heavens’ embroider’d cloths,
Enwrought with golden and silver light,
The blue and the dim and the dark cloth
Of night and light and half light,
I would spread the cloths under your feet:
But I,being poor, have only my dreams;
I have spread my dream under your feet;
Tread softly because you tread on my dreams.

何もしてやれなかった若かかりし頃の僕の“弁明”にもなってくれました。
by n_shioya | 2011-03-26 22:42 | 美について | Comments(2)
Commented by HOPE at 2011-03-28 22:15 x
こういう話題いいですね、先生。
なんか日常が吹っ飛んでしまった感じなのでこの前の展覧会の話題も…。
実は、ちょっとこういうことに目を向けること自体が不謹慎に感じていたのですが、
多分通常以上に心と身体の余裕を蓄えて「人のために使える」力を充電しなくては、とも思ってもいるのです。
今できることを!と子供の衣服を集める活動や募金に協力したり、節電や省エネを可能な限り心がけても
被災なさった方のカケラも力になれていないと無力感を感じます。
でもこのままどんどんエネルギーを低下させると本当に力になれるはずの時に
全く役に立たないのではと心配にもなり、堂々巡りの日が多くて…
まず行動、何か色々触れる中で力を蓄えなくてはと思っていたところでした
先生は“弁明”と書かれていますが、一緒にこの時に分かち合えるほうがよほど大きいように感じました


Commented by n_shioya at 2011-03-28 23:41
HOPE さん:
いいお名前ですね。
「希望」を持ち続けましょう。


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