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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「人間的、あまりにも人間的」と言うのが、僕の感想である。
吃音でスピーチの出来ない英国王とその治療に当たるオーストラリア人。 これほど特殊な事情なのに、これほどの感銘を受けるのはなぜだろう。 ![]() 僕なりに分析すると・・・ まず、二人の取り組んだ難題がどれほど特異なものであっても、根底に流れる二人の友情の絆が見事に描かれていること。 更に全編に鏤められた、英国人独特のユーモア。 そして何よりも主演俳優たちの演技の素晴らしさ。これもお芝居好きのイギリスならではのものと言える。 ユーモアとは、いかに“己の滑稽な姿を笑いのめす”かの能力だと思う。 其のユーモアに最もたけているのがイギリス人と言うのが僕の認識だ。 彼らは自分の立場が苦しいときほど、その外から自分を客観視してユーモアを発揮する。 幕切れ近くでのジョージ6世の一言などそのよい例だ。 と称賛の言葉は惜しまないが、一つ気がかりなことがある。 この映画の前評判だ。 誰に聞いても評判は宜しいが、観てない者まで是非見るべきだとか、観るつもりだと言う。 そして上映館もこのところ連日、満員御礼のようだ。 最近「PR戦略」と言う新書を読み終えたばかりなので、どのような情報操作が公開前に行われたのか、いささか気になるところである。 また、昔からよく思うことだが、日本でも「ヒロヒト」から天皇と言う世襲の役職をはぎ取って、身内には明かしたであろう裸の姿を描き、あの激動の時代に重責を負って生きた一人の人間としての、心の悩みを浮き彫りにすることが出来たら、さぞ興味深い作品が出来るのではなかろうか? ところで今日は配偶者の誕生日。 これから12月までが僕と同い年だ。 映画の後、馴染みの帝国ホテルのカフェで、ささやかにお祝いのディナーを共にした。
by n_shioya
| 2011-03-03 22:05
| コーヒーブレーク
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Comments(13)
奥様のお誕生日おめでとうございます!
これからも素敵なことがたくさんありますように。 この映画気になります。 機会があれば見てみたいです。 英国人はユーモアがあるということですが、それと似た話を英国でお仕事されている日本の方にお聞きしました。 その方のおっしゃるには英国の組織で上に立っていらっしゃる方はチャーミングな方が多いとおっしゃっていました。 ユーモアとチャーミング、なんか共通するところがありそうです。
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奥様のお誕生日おめでとうございます♪
私はちょうど昨日、日比谷で映画を観たばかりで、感動の余韻にひたっているところです。 艱難を乗り越えるための継続した努力と忍耐力。また、それを支える家族の愛が素晴らしいと思いました。 ハリウッド映画にありがちなスカッとした結果ではなく、継続した努力と友情に焦点が合っていて、感動しました。 先生のおっしゃるように、ユーモアも非常に効いたスパイスになっていましたよね♪ ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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お久しぶりです。奥様のお誕生日おめでとうございます。いつも洒落た場所でのセレブレーションお幸せですね。
「英国王のスピーチ」はアカデミー賞受賞2日前に見たものですから、そのニュースに感激でした。 言語治療士の演技が見ものでしたね。もちろん国王や妃殿下、チャーチルなどもすばらしい演技力でした。 バルモラル城は訪れた場所でもあったので特に印象的でした。シンプソン夫人の描き方も大胆でした。「王冠に賭ける恋」として美化して記憶していただけに真相が描かれていて驚きました。ダイアナ、チャールズ、カイラ夫人、の真相もいずれ映画化されるのでしょうか。 この映画や「最高に人生を楽しむ方法」などを見ると、含蓄があるので私もブログに書きたくなって余計なことを書いてしまいました。
お誕生日おめでとうございます。
うちの在英の姪も3月3日が誕生日ですが、あちらではひな祭りがないので、さびしいですね。 ユーモアの基本は自虐ですか。 ダイアナさんがまだ結婚していた時、彼女は背が高い分頭も大きく、やたらあちこちに頭をぶつけるのを自身で、 「なぜ私の頭は大きいのかしら? 何も入ってないのに」 と笑い飛ばしてたという話がありました。 ユダヤ人が、差別を自らジョークにすることについて、 「笑い飛ばさない限り、われわれは泣き出してしまうだろう」 と語ってたのを本で読んだことがありますが、こうなるとユーモアも深刻ですね。深刻さを隠すのはユーモアが一番だと言ったのはアインシュタインだったような。
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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