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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
皆さんアイパッドはお使いですか?
僕は今毎日、迷い、悩んでいます。 そもそも僕は器械が嫌いである。 パソコンも、携帯も、およそ文明の利器で好きなものはない。 使ってる奴らを見ると、まるで機械の奴隷である。 など言いながら、こうして毎日ブログを打っているのだから世話はない。 つまり、その、イー・メイルやパワーポイントを使えないと、もはや仕事にならないから、泣く泣く液晶画面とにらめっこをしてるのだ。決して楽しんでるわけではない。 だが、そのきらいな理由の一つが、操作が面倒なことである。 何故、パソコンは操作が面倒なのか?答えは簡単である。器械の好きな奴、つまり操作を楽しむ変質者が、英語ではナードと呼ぶ人種だが、考案したものだからだ。 だが、その変質者も最近は常人の気持ちがわかるようになった。そして常人でも、考えることなく唯画面を触ればよいようにと、アイパッドが生まれたように聞いている。 だが、その評価はまちまちだ。 まだ、まだと言う者もいれば、クラウドのお陰で、アイパッドとアイフォンのペアですべてが片付くと言う者もいる。 そこでこの道の権威である、一番年少の孫に聞いてみると、 “無駄だよ、それ。やめときな。”と一蹴された。 僕にはその機能の千分の一も使いこなせない、と言いたいらしい。 “本当は、その金があれば自分が欲しいということよ。”と娘である母親が慰めてくれた。 そして今日、カメラ付きのアイパッドがその中出るから、それを見てからにしてはと言う人が現れた。 ま、とりあえずは毎日迷い続けることにする。 「人は努力する限り迷うものだ」と言ったのは、ゲーテでしたっけ。
by n_shioya
| 2011-02-21 22:24
| コーヒーブレーク
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Comments(12)
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だんぷ
at 2011-02-21 23:36
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うふふ…この突然高尚かつ難解な哲学的な締め!
Dr.Shioya節は癖になります
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at 2011-02-22 04:56
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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康二くん
at 2011-02-22 07:12
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必要だから、ヤラざるを得ない。私もほとんどパソコン使って仕事してますが、年齢が重なってくるほど、負担は目にくるようです。便利だから使うパソコンです。解る程,面白い機械でもあるんですが、身体と相談しながら、楽しみたいもんですね。
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御隠居@横丁
at 2011-02-22 09:59
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それなら車は?
というのはありですかね。 わたしは歩くほうが好きなもので。 わたしの感想としては、昔のでかいデスクトップからノート型になり、さらに小型化されるとおもちゃの延長のような気になって、抵抗が少なくなりました。
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ふくだ
at 2011-02-22 11:29
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私は携帯電話をスマートフォンに代えるか、毎日悩んでおります。携帯でインターネットを楽しむこともないのだから、今のままで十分だという想いと、スマートフォンも使いこなせない社会人?というプライドが毎日喧嘩しています。今日はこれからNPOの子宮頸がん予防講演に行ってきます~
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n_shioya at 2011-02-22 21:29
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n_shioya at 2011-02-22 21:35
(註)
ナード。nerd. もともとは、ウスノロといった感じの俗語だが、転じてコンピューターおたくを意味するようになった。 語源は不明、とOxford American Dictionary にはある。
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n_shioya at 2011-02-22 21:37
康二くん さん:
ま、便利な道具の一つと割り切って使いこなせればよいのですが。
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n_shioya at 2011-02-22 21:38
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n_shioya at 2011-02-22 21:39
ぽんさん;
この先、テクノロジーがどこまでわれわれを駆り立てるのか、不安にもなります。
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n_shioya at 2011-02-22 21:41
ふくだ さん:
僕の中の「内乱」も当分続きそうです。
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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