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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
男と女の間には、グランド・キャニオンにも匹敵する、埋めがたい断層があると言うのが、限られた経験からの僕の信念である。
その原因がなへんにあるか、岩月賢司氏の「男は女のどこを見るべきか」を読んで多少明らかになった。 つまりは、おなじ人類なので、発想も価値観も同じに違いないという思い込み自体が間違っているようだ。 逆に其の生来的なギャップが明らかになると、それは一割に過ぎず、その他九割の部分はやはり同じ人間、という安心感も生まれてくるから面白い。 はじめに岩月氏はいう、 「(前略) さて男性にとって女性は常に不可解な存在です。神秘的存在でもあります。その理由は単純です。男性は女性が理解できないからです。理解できない分、不思議に見えるのです。 しかし、女性は男性のことを神秘的だとは思っていません。又、男性を不可解な存在だとも思っていません。なぜなら、女性は、男性をかなり理解できるからです。女性が理解できないのは、男性の強い性衝動くらいなものです。男性は女性の心(行動の意思決定のしかたなど)を見抜けなくても、女性はけっこう男性の心を見抜いているのです。だから、夫の浮気はバレても妻の浮気はなかなかバレないのです。 (中略) 誰も書かなかった女性の秘密を明らかにすることで、男性が、女性のどこを見て、どう理解すればいいのかをお話ししていきたいと思います。・・・」 そして、岩月氏が展開する男女のギャップ理論は、言われてみると納得できる部分が多々ある。 それをここで種明かしするよりも、やはり御著書を読んでいただいた方がよいでしょう。 ちくま新書で、唯の680円ですから。
by n_shioya
| 2011-02-20 20:57
| コーヒーブレーク
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Comments(4)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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