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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は映画。
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」である。 “19世紀、イギリスを「太陽の沈まぬ国」と呼ばれる最強国家に導いたヴィクトリア。国と、愛する人に人生を捧げた美しき女王の、知られざる真実の物語。”と言うのは、プログラムのセリフだ。 王室と言う「家業」を背負ってはいるが、ここの映画ではむしろ、悩み、喜び、家庭と家業を両立させながら、自らの意志を貫く一人の女性として描かれている。 内は陰謀が渦巻く英国王室。外は列強の弱肉強食の覇権の時代。 夫アルバートの支えがあるにせよ、よく並ではない「家業」をこなしたものである。アルバートもただの「髪結いの亭主」ではなかったようだが。 それに付けても我が国の首相たちのひ弱なことよ。 二世のボンボンか、学生運動上りのポピュリスト達の烏合の衆だ。 しかも国家の主権は戦勝国に預け、自国の存亡の危機感は全くない。 能天気に国民不在の怨念の果たし合いを続けている。 外交音痴もいいところである。 浪花節的に特攻隊の死を悼み、いい年こいてエルビス・プレスリーに入揚げていた元首相の外交アドヴァイザーに、“あの方は外交音痴ですか”と聞いたところ“先生ね、音痴ってのは少なくも歌う努力して音程をはずす人でしょ・・・もうそれ以上は私の口から言えませんがね。”という言葉が返り、唖然としたことがある。 その後も似たり寄ったりで、ここ二代ほどは、音痴を通り越して白痴と言った方がよさそうだ。 と、あらぬ方へ話が飛んでしまったが、昨日はたまたま「憂国」を訴えた三島由紀夫の命日であった。
by n_shioya
| 2010-11-26 20:36
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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