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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
コーヒーブレーク
世界のどの街でも、と言うと我ながら大げさだが、カフェの在りかは通暁しているつもりだ。
そもそも僕にとっては「コーヒーブレーク」というものではなく、一日中がコーヒータイムで、その中にワークブレークが点在すると言った方がよい。

北里大学時代、地下に帝国ホテルのカフェテラスがあり、手術場でなければ、そこにいることが多かったので、僕に外線が入ると交換は教授室でなく、まずカフェテラスに回すのを常としたとは以前にも書いたと思う。

コーヒーブレーク_b0084241_22504957.jpgところで今のお気に入りの一つは、横浜そごうの五階にあるカフェ「ブルーマウンテン」である。
お勧めはもちろん、ブルーマウンテン。酸味と苦みの二種類あるので、その日の気分で選ぶことにしている。
有難いのは「ナショナル・ジェオグラフィック・マガジン」のほかに、アメリカの旅行雑誌、車の雑誌そしてファッション誌などが置かれていることだ。
地下2階で配偶者が買い物中の間は、ここで時間をつぶすことも多い。

勤務先の銀座には、カフェが溢れている。
コーヒー専門店のほかによく利用するのが近場のブランドショップの中のカフェだ。第二御木本ビル、和光別館、ダンヒル、ブルガリ等々、列挙すればきりがない。言うまでもなく肝心なのはコーヒーであって、商品には全く興味がない。
又、ちょっと足を延ばせば、チョコレート・パフェが人気のマルコリーニもある。
昔は凝りに凝って、自分でコーヒー豆をひくところから始まり、ネルの三角袋で漉す本格派のドリップを楽しんだもので、考えると堕落したものだが、年をとるというのはこういうことかもしれぬ。

さて海外を見渡すと、まずベルリンではカフェ・アインシュタインを挙げたい。これがパリ、ウィーンとなるとそれこそカフェ天国で、カフェ・ドウ・マゴ、カフェ・モーツァルトなど挙げ始めたらきりがない。
コーヒーブレーク_b0084241_22513987.jpg

だがこうしてブルー・マウンテンを味わいながら、曽遊の地のカフェの回想にふけるのも、後期高齢者の楽しみの一つと言える。
by n_shioya | 2010-11-16 22:53 | コーヒーブレーク | Comments(6)
Commented by だんぷ at 2010-11-17 08:10 x
小さな頃は大人がなぜ「お茶」をするのかわかりませんでした
自分のお小遣くらい払ってなぜお茶一杯なのか
いつからか気付けば「お茶」好きに…
苦くてどれも同じにしか感じなかったコーヒーもしっかり好みの味ができて…
これって大人になったのかオババになったのか
時折自分でもわかりません
Commented by valkyries at 2010-11-17 09:05 x
先生、京都のカフェ文化も凄いですよ。おっちゃん、おばちゃんがやっている喫茶店がそこかしこにあり、お客も常連客ばかりです。今度案内しますね。
Commented by 芙蓉 at 2010-11-17 09:18 x
鎌倉にも、素敵なカフェが多いですね。
お店に入った瞬間、漂う珈琲の香り。
私は珈琲の香りとともに、カップも楽しみたい派。
この時だけは、気分は非日常。
さまざまなことに思いを馳せて、ゆったりと。
コーヒーブレーク、いいですね。
Commented by n_shioya at 2010-11-17 22:27
だんぷ さん:
お茶族としては、“ようマチュアになりましたなぁ”とほめて差し上げたいところです。、
Commented by n_shioya at 2010-11-17 22:29
valkyriesさん;
学生の頃、西陣に知り合いがいて、そこの娘さんが新しいコーヒー店が出来るとまず試すのが趣味で、僕もしばしばお付き合いをしましたが、そのうちにおっつかなくなったのも懐かしい思い出です。
Commented by n_shioya at 2010-11-17 22:38
芙蓉 さん;
確かに鎌倉もカフェ天国ですね。
僕のお気に入りは東慶寺の石段脇ののカフェです、名前が出てきませんが。
あ、それから駅裏の線路沿いにあるレザンジュも。


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