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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
まことに不思議な映画であった。
「約束の葡萄畑」~あるワイン醸造家の物語~ 19世紀ブルゴーニュ、そこは天使が舞い降りる丘。 といったチラシの宣伝文から、何か、ワインに絡む牧歌的な映画を期待していた。 確かにブルゴーニュの葡萄畑の映像は息をのむように美しい。 だが、そこに働くワイン造りの男ソブランはデーモン(悪魔)に取りつかれたように、ワイン造りに身を捧げる。 そこに舞い降りる天使ザラは実は堕落の天使。後半ではソブランとの怪しい関係が描き出される。 更にソブランの妻セレステとワイナリーの女城主オーロラとの確執。 最後に奇跡の味のブルゴーニュ・ワインが誕生するが、樽からドクドクと流れ出すワインは、まるでソブランの生血を吸い取ったような赤ワインである。 その一滴を口にしてソブランは息を引き取る。 観終わってから考えた。 一体作者は何を言いたかったのだろう? そして又、あの天使の役割は? ま、そんな分析はせずにただブルゴーニュのワイン造りの話を味わえばいいのかも? とすると、本当の主人公はブルゴーニュ・ワインそのものだったかもしれないなど・・・ それじゃ何のことかわからない?。 だから最初に言ったでしょう、不思議な映画であったと。
by n_shioya
| 2010-11-02 22:43
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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