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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
ちょっと足を踏み入れただけで“昔”が蘇ってくる家並みが、まだ東京には残っている。
千駄木もその一つだ。 ![]() 出し物は ①雪むすめ(立原えりか):雨宮京子 ②雪花(今井保之) :高見沢絹江 ③講談『伊達家の鬼夫婦』:小野田拙鶴 ④泣かない女(藤沢周平):倉田美香 “物語を耳で感じると、活字を目で追うのとは違う世界が現れます”とは、プログラムのごあいさつの言葉だが、まさにその通りだ。 其々の物語が、活字を追うよりはるかに鮮やかに浮かび上がり、胸にジーンとくるものがあった。 殊に藤沢周平はなくなった母の愛読書だった。晩年寝たきりになって、しかも白内障で字は読めないはずなのに、枕元には彼の文庫本が山と積まれていた。 今日の語りを聞かせてやりたかった。 ![]() ICチップで人間性が置き換えられていく今の世の中で、このような文化は”人間の営み“の復活と現代人の癒しのためにも、もっと広められてよいのではと痛く感じた。 ストーリーズの皆さん、ありがとうございました。
by n_shioya
| 2010-10-16 22:40
| コーヒーブレーク
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Comments(4)
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本当におっしゃる通りです
大人の私達まで"目から入る""一方的な"情報に頼るようになってしまってます まして生まれた時からICチップ優勢の世が全ての子供達はこのような世界を知らない事も多いのでしょうね 小さな頃に危機感感じ、一生懸命読み聞かせをしたのもアッという間に電子機器にとって替わられてしまいました 想像力ってものすごく大切だと思うんですが… それにしても、お母様に聞かせたかったというくだり心が温かくなりました
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先生、「子午線の祀り」という朗読劇を観て感動した事を思い出しました。名作は視覚だけだなく、聴覚、あるいは嗅覚と併せて感じてこそ魅力が増すのでしょうね。
船長 さん:
子供たちも含め、素朴さを取り戻しましょう!
valkyries さん:
詩は朗読されるものというのがヨーロッパ文化のようですね。
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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