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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
明日から日本形成外科学会の基礎学術集会が始まる。
秋の学会シーズンのスタートだ。 会長へのお祝いの品をと思い、横浜そごうに足を運んだ。 こういう時、自分の好みもあって、陶器やクリスタルを選ぶことが多い。 欲しくても自分の為には買うことのない輸入食器の類を、例え人にあげてしまうものでもあれこれ選ぶのは楽しいものだ。 それに外国旅行の旅に、立ち寄ったことのある産地も多い。当地での値段を考えるとばかばかしく感ずることもあるが、ショッピング・ストリートや産地の模様など、かつての旅行の記憶がよみがえってくる。 始めの頃はよく、デンマークのロイヤルコペンハーゲンの茶器を進呈することが多かった。 本店はコペンハーゲンの目抜きのとおり、ストロイエ通りの中ほどにあり、三階ではロイヤルコペンのカップとプレートでお茶を楽しめる。 スウェーデンの南部にあるグラ―ス・カントリーを訪ねたこともある。 広い松林の続く平野の中に、コスタ・ボダ、オレフォスなどガラス工房が点在していた。 その後しばらくは、オレフォスのワイン・グラスの贈り物が続いた。 ラリックに凝っていたこともある。特に、フクロウのデザインのショットグラスのペアは、よく教授就任のお祝いに使わせていただいた。 その後しばらくは、クリストフルのプレートが続く。これには祝辞と名前を彫ってもらう。一度自分で退官記念にミシガンの友人の教授から頂いたのがきっかけである。だが、名前を彫るのに3週間ほどかかるので間に合わないことが多々あり、シルバーの足のついたシャンパングラスを差し上げたこともある。 こうして相手の好みなど考えず、自分の好き勝手で選んだ品を、贈られた相手はどの程度愛用してくださっているのだろうか。 一抹の不安を抱きながら、色とりどりの輸入食器のディスプレーの中を、今日もさまよっている。
by n_shioya
| 2010-09-14 22:38
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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