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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
あるある人生
先日心理カウンセラーの井波ゆき子女史にお会いした際、「大衆音楽新聞」に連載されているコラム「耳よりの心理学」の最近の回のコピーをいただいた。
題して「人生の午後」。
まさに今、アンチエイジングの目的として僕が模索している高齢者のQOLについてのまことに適切なご提言なので、御本人の了解を得てここに引用させていただく。

<人生の午後>
もう若くはない!けれどもまだそれほどの歳でもない・・・と思いつつ日々加齢による不具合を実感し、体力、気力、集中力が低下、上げたはずの足が上がっていなかったり、見えていたものが見えにくくなったりで気分が落ち込んでいたりはしませんか。これまで長い間さまざまな経験をし、艱難辛苦を乗り越えて加齢と共に人間性も豊かになり、これからの人生を!と思っていたら、近くにいるパートナーがこらえ性がなくなりイライラ、前より保守的で頑固者になってきて、うざったく思ったりするかもです。

しかし、あれダメ、これダメ、あれない、これない、の(ないもの探し)をする前に、(あるもの探し)をしましょう。人は心を落ち着け、ゆっくりと他者と自分を見つめ直すと、結構よいところや意外に特異なもの、楽しく好きなものを再発見する者です。時間の余裕があれば勉強もできる、旅行もできる、今や自慢の歌でCDだって作れますし、得意なことで社会貢献もできます。何か打ち込めることに挑戦したり興味のあることに冒険したりで毎日の生活にハリと笑顔が出てくるのです。例えば綺麗な色のドレスを着てお花を髪に飾りハワイアンダンスのレッスンで、思いっきりリフレッシュ!はいかが。

チョットした冒険や挑戦は、人生の午後を迎えた方にこそ必要です。
膝が痛い、五十肩といった少しくらいの体の不都合もなんのその、毎日のメリハリのある生活のためにも(あるある人生)にしましょう。出来るだけ心と体を動かして、恥ずかしい、みっともない、などの自分への規制をはずし、勇気を持って足を一歩踏み出し、自分を解放してあげましょう。」

如何でしょう、この20行ほどに、高齢者の「前向きの人生」のすべてが言い尽くされているではないでしょうか。
僕もうざったいパートナーにならぬよう、努力いたします。
by n_shioya | 2010-08-11 22:01 | アンチエイジング | Comments(1)
Commented by HOPE at 2010-08-16 07:27 x
小さい頃「大人になれば迷いなく完璧な人間に近付ける」と信じていました
思春期には「素敵な大人は思ったより少ない」と気付きがっかりしました
そして大人と呼ばれる頃には本音と建前を器用に使い分けられない自らの不器用さをなげいて迷ってばかり…
そして今はアメリカの知り合いに教わった詩「Counting Blessings」(?)を度々思い出して「恵まれている幸せをかみしめる」毎日…
心持ち一つで人生はこんなにも違うと実感しています
そして大人も子供も人次第、年齢ではないと…
そんな毎日を過ごせることに感謝です


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