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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ブライト・スター
面白いもので、映画は見なければ何カ月もいや何年も観ないで過ぎてしまうが、一旦見出すと毎週のように見たくなる。
今日もまた、東急文化村に行ってキーツの映画を観てきた。
題名の「ブライト・スター」は彼の最後のソネット。
キーツの詩にふさわしい美しいカメラワークだった。
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22歳で処女詩集を出版し、翌年「エンディミオン」を発表する。
その同じ年にファニー・ブローンと出会い、二人は恋に陥る。
難しい環境の中、婚約までこぎつけるが、キーツは肺の病でローマで客死する。享年25。
「ブライト・スター」は彼がファニーの為にシェクスピアの本に書き記した絶筆である。
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観終わって文化村の中庭、というか吹き抜けの広場におりたつと丁度、ドゥマゴのパリ祭。周りをパンケーキや土産店が囲み、一瞬、モンマルトルの広場に紛れ込んだような錯覚に陥った。
そして、ドゥマゴで配偶者とランチ。
満ち足りた一日になった。
実はこのところキーツには年中助けてもらっている。

美容外科を説く時、“美とは何か”に触れざるを得ない。
だが、美学を紐どいても、“美”の定義は不可能だと書かれている。つまりそのものを定義することはできないので、その「属性」、それは“観る者に与える心地よい感じ”として表わすしかないという。これを英語では「プリージング」ということにしているようだ。
そこで僕は、キーツのエンディミオンの冒頭の句“A thing of beauty is a joy forever(美しきものは永久の喜び)”を引用し、さすが詩人は“美の本質”をただの一言で言い当てている、と言ってお茶を濁すことにしているからだ。
by n_shioya | 2010-07-13 21:59 | 美について | Comments(4)
Commented by HOPE at 2010-07-14 08:28 x
昔こんな記事だか研究発表について読んだことがあります
「どの国の子供でも同じ何人かの写真を見せると"一般的に"美しいと言われる人の写真に快の反応を見せる」
テレビでも同じ実験してるのを見たことがあったような…
美しさは造作ではなく「発している何かなのだなぁ」と感心した覚えがあります
同じ人でも見違えることありますものね
赤ん坊も同じくどーんなユニークな顔ダチでも癒されるのと一緒でしょうか?
Commented by ruhiginoue at 2010-07-14 21:33
>美容外科を説く時、“美とは何か”に触れざるを得ない。
だが、美学を紐どいても、“美”の定義は不可能だと書かれている。つまりそのものを定義することはできないので、その「属性」、それは“観る者に与える心地よい感じ”として表わすしかないという。

これは、失敗した醜くなったと訴訟沙汰になったさい、被告医師が持ち出しますね。
手術して、美しくならなかったとか醜くなってしまったというのは主観であるから立証が不可能。挙証責任は原告にある。
美容整形外科で医師の抗弁の根幹をなすものです。
Commented at 2010-07-14 23:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2010-07-15 07:55
ruhiginoue さん:
反対に、谷崎潤一郎やボードレールは美の客観性ということを主張しています。
ならば、それをどう診断に生かすか、数値化は無理としても、というのがこれからの課題でしょう。


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