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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
敗戦から間もなくのある日、僕は自宅から下北沢の商店街を抜け、駅へと向かっていた。
そこで目にしたのは、民族衣装をまとって抱き合って喜びあう韓国人たちの一団だった。 ショックだった。 僕は中学二年だった。 日本人が、日本軍隊が、そしてその最高指揮官である天皇が、韓国人をいかに残酷に扱ってきたか、思い知らされた時だった。 勿論我々も、人権という言葉すら知らない野蛮人とその酋長によって、戦時中動物以下の扱いを受けてきた。 だが、それはこの国に生まれた者の不幸であるが、韓国人には天から降った災難であった。 戦争は不条理を生み出す。ヨーロッパではいくらも繰り返された悲劇であろう。 だがそれなりの反省も繰り返される。例えばドイツは、いまだに贖罪を続けているではないか。 そしてかつての大統領ワイゼッカーはいみじくも言った。 「過去に眼を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となる」 今夕、NHKスペシャルで、太平洋戦争の犠牲となった韓国人の物語を目にし、改めて当時の狂気の日本とその恐怖政治を思い出し、今我が国で台頭しつつある盲目のグループと、彼らの唱える「反自虐史観」に肌寒さを覚える。
by n_shioya
| 2010-06-20 22:20
| コーヒーブレーク
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Comments(4)
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御隠居@横丁
at 2010-06-21 11:51
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ネット上に面白い記事がありましてね。
それによれば、戦争を経験した若者は、 健康な若者……戦場に連れてかれて惨状を見せられる。戦後は基本的に戦争反対だが、諦観で語らず。 不健康でひ弱な若者……戦争を煽る世の中にすっかり洗脳され、徴兵で落ちた劣等感と戦場を見ないため戦争の悲惨な面を実感できず、妄想解けず、戦後は反自虐史観天皇陛下万歳に移行。 あまりにうまく説明されてるので感心しました。
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ruhiginoue at 2010-06-21 19:57
民族の誇りを取り戻したはずの韓国人たちが「サイボーグ共和国」と皮肉られるほど美容整形外科大国となって、もって生まれた顔の特徴を変えようとするのはなぜでしょうか。
強引に人種的特徴を医学的に変えようとする発想はメンゲレ博士と同じではないでしょうか。
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n_shioya at 2010-06-21 22:52
御隠居@横丁さん:
なるほど。納得いきますね。
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n_shioya at 2010-06-21 22:53
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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